158banchi日和

平成27年4月をもちまして『158banchi』は閉店いたしました
新天地‘新潟’でのお気楽ライフなんぞ綴ったりして

第二回奉納狂言会

2008-05-01 00:45:12 | moblog
前々の土曜日、店の掃除も途中で放り出し(/--)/ ⌒●
厳島神社能舞台で催された奉納狂言会に行って参りました(^o^)/

狂言二曲と三番三と独吟もあって4500円(会員価格)っ!!
しかも厳島神社能舞台っっ!!
しかもっ茂山千作さんも来られるっっ!!!
これは行かない手はないでしょうo(><;)(;><)o


17時前に家を出て、到着したのは開場ギリギリ。
桟橋から厳島神社目指してテクテク歩いていると、松林の陰に黒山の人だかりが見える…
鳥居の写真を撮る人がたかっているのかと思いきや、厳島神社参拝口を遥かに望む行列でしたΣ(T▽T;)
そうだ…全席自由席だった!
が、これ以上早く来ることはできないのでしょうがない(T_T)

風が強いせいか、薄手のコートを着ていてもちょっと寒い。
ゾロゾロ列が動き出し、参拝口が近付いた頃…入場券の半券を切る青年に見覚えが……
ぅおっっ!!茂山逸平さんではないかっっ!!!
そんなことまでされるのですね…
もっと背の高い方かと思ってたのですが、私より頭ひとつ出るか出ないか程でした。


中に入ると、すでに人でいっぱい。
厳島神社の能舞台は三度目なので、前回と違う方向から観ようと思い、正面から左寄りに柱が邪魔にならないところに陣取ってみました。


『三番三』…能“翁”の中で狂言師によって舞われる天下泰平・五穀豊穣を願う舞です。
たぶん舞われることの多いものだと思うのですが、初めて観ました(*^_^*)
やっぱり能はよくわからない…

20分休憩。

『渡しむこ』…宮島に残る大蔵流狂言台本を基に補填、演出したもの。
花婿が妻の実家へ挨拶に行く婿入りに祝儀の品として持参した酒を、途中渡し船の船頭に無理やり飲まされてしまった花婿の悲劇を描く狂言。
茂山家に伝わる『舟渡むこ』と同じような内容ですが、結末が異なるらしい。

独吟『細雪』…小説家谷崎潤一郎氏が、四姉妹を描いた自作の小説「細雪」の一景を小舞用に作詞し、茂山氏が作曲・型付けした作品。
春爛漫、京都平安神宮の桜の下を遊ぶ三姉妹を美しい情緒でうたい上げます。
…私にはまだその楽しさが分かりません(^_^;)
まだまだ勉強が足りません…

『仁王』…博打で無一文になってしまった博打打ちが、友人を訪ね相談に行きます。
友人は、仁王尊の持っている道具があるので仁王尊になりきり参詣人から賽物を騙し取ろう、と持ちかけ、「願いが叶う仁王尊が上野に降ってきた」と参詣人を集めてきます。
参詣人は賽物を仁王尊に供え様々な願いをかけます。
上手く賽物が沢山集まり、欲に駆られた博打打ちはもう一度儲けようとして…


今回も楽しかったです(*^_^*)
大いに笑いました(^O^)
やっぱり能舞台はいいっ!!しかもっここの舞台は風流だっっ!!

が、非常に寒かった(>_<)


茂山さんとこの狂言を気楽ぅ~な気分で楽しめるのは、役の名前を演者の名前に置き換えたり、タイムリーなネタを入れたりと、ちょこっと遊んでるとこがいいんだなぁ~o(^-^)o


次は…秋かしら??

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