下駄

下駄を買ってしまった。

昨年８月末に衝動買いしてしまった洗える夏物の着物があり、春先その着物に合いそうな夏帯を買ってしまい、いたるところでゆかたフェアが始まっても買わないっっって決めてたのに・・・

物産展も終わってしばらく入り用のないデパートの１階をちょっとふらついてしまってみたら、ゆかたフェアに合わせて京都の『伊と忠』が出店してるじゃないですか
お客さんがたむろっていたので、ちょこっと冷やかし程度に見るつもりが・・・
螺鈿細工の蝶々があしらってある台に一目ボレしてしまいました
『伊と忠』だし、二枚歯だし、触るだけ触ってみようと手に取ったが最後、販売員さんに声をかけられてしまいました

販売員さんがお若くて、素敵に着物を着こなしていらっしゃったので、ついつい話が弾んでしまい、チラッと値段を見ると想像以上にお手頃な値段で(冷静になると割高だけどね・・・)購入を決めてしまいました
鼻緒を選ぶのもまたまた楽し
ゆかたにではなく着物に合わせて鼻緒をセレクトしてもらい、これもいぃ～あれもいぃ～と言いながら、藤色の無地に決定
蝶々に合わせて花柄の鼻緒も良かったんだけど、家に帰って草履たちを見てみると柄の鼻緒ばかり・・・
無地を選んで正解でした。

昨日、手持ちのお金が無かったので取り置いてもらって、今日、受け取りに行きました。
鼻緒をすげられた下駄と再会して感動
素敵すぎですっっ
試し履きをしてさらに感動
軽いっっ履きやすいっっ思ったより歩きやすいっっ

今日は、しばし鼻緒をすげる職人さんと談笑
着物っていいですよねぇ～って。
線路にはまらないように、階段・フローリングはこころして歩いてって。
職人さんの鼻緒をすげる手さばきを凝視
仕事をしてる職人さんの手って素敵っ

家に帰って、また履いてみる。
きゅわ～～ん素敵にゃぁ～～
早く夏にならないかなぁ～