お盆が過ぎ朝晩は若干暑さが和らいできました。今年も何とかお盆休みを頂くことができ、この時期毎年恒例になっている女房の実家への里帰りをしてきました。女房の実家は神奈川県小田原市にあります。結婚して19年間、お盆は毎年、正月は2~3年毎に帰省しています。
女房と息子と私の3人で帰省するのですが、交通費も馬鹿にならないので出来るだけ安く上げようと毎回自家用車で往復します。片道1,050km、女房と交代しながら運転して途中休憩しながら約13時間の道のりです。今回は12日夕方出発し、小田原に13日AM7時に到着、2泊した後15日早朝に出発して19時に帰着するという行程でした。途中大きな渋滞もなく無事往復することができました。
ここ数年は、帰省して2日目に「ひとりマラニック」するのが慣例となっています。昨年は湘南海岸を進み、江ノ島を過ぎ鎌倉まで行って来ました。今年はその先の横浜まで行ってみようかなと考えていました。が、当日気が変わり(優柔不断なもので…)山に向かって走ろうと思い、山といえば箱根、箱根といえば東京箱根間大学駅伝でしょということで往路区間のゴール地点である芦ノ湖を目指すこととしました。この箱根駅伝は過去正月に帰省したとき実際に見に行き声援を送ったことが何度かあります。また途中の箱根湯本までは何度かjogしたことはありますが芦ノ湖のゴール地点へまでは走ったことありません。
14日朝5時過ぎに小田原市内の女房の実家をスタートしてまずは小田原城に向かいます。
6時小田原城に到着。青空にお城の白壁が映えます。さすがにまだ時間が早いため観光客はほとんどいません。
次にお城のすぐ隣にある「報徳二宮神社」を訪れました。この神社は小田原に生まれた
二宮尊徳翁(幼名金治郎)を祀る神社で二宮金次郎像が建っています。お参りをして先に進みます。
東京箱根間大学駅伝の往路第5中継所となっている蒲鉾の「鈴廣本店」にやってきました。いよいよここから第5区間山登りの始まりです。
しばらく緩やかな上りが続きます。箱根町に入りました。先にはこれから目指す山々が見えます。
箱根湯本を過ぎます。幼少期家族旅行でロマンスカーに乗ったことを思い出します。
このあたりまでは歩道があり安心して走ることができるのですが、ここから先はほとんど歩道がなく通行する車に気を使いながら走らなければなりません。
時折急勾配を上りながら大平台温泉を過ぎ小湧谷温泉までやってきました。
ここでコンビニに立ち寄り一休みします。
だらだらと続く上り坂を黙々ふらふらと上っていきます。しかし駅伝選手の皆さんすごいですこれだけ長い距離の上り坂をあんなスピードで駆け上がっていくのですから。
だいぶ上って芦の湯まで来ました。ここまでずっと上りでしたが一旦下り坂になる区間です。温度は22℃と表示されています。やっぱり山の上は涼しいです。
下り坂も束の間で再び上って行きます。国道1号最高地点に来ました。ゴールの芦ノ湖まではもう少しです。
芦ノ湖入り口まで来ました。ゴール地点まではあと2km位です。
鳥居をくぐり湖畔に沿って景色が良いところで記念撮影しながら進んで行きます。
ゴール地点への入り口である「箱根関所南」交差点に来ました。この奥50m位がゴール地点です。
ゴールです。「東京箱根間往復大学駅伝競争往路ゴール」の石碑が建っています。
ちなみに裏には「復路スタート」と書いてあります。往路の第6区を走る元気はもう残っていません(笑)
すぐ隣には「箱根駅伝ミュージアム」もあります。
ゴールした後は暫く辺りを散策したのち、ご褒美のビール片手に箱根湯本行きのバスに揺られながら箱根新道を下っていきました。
この第5区間20.8kmのうち16km過ぎまで永遠と上りが続く厳しいコースでした。歴代「山の神」順天堂大学・今井正人選手、東洋大学・柏原竜二選手、青山学院大学・神野大地選手はじめ各校の選手の方々には、よくもあんなスピードで駆け上がっていけるものだと感心すると共に頭が下がります。ゆっくりながらも自分の脚で憧れの第5区間を上りきれたことはいい思い出となりました。来年の東京箱根間駅伝をテレビで見る際、今日のことを懐かしく思い出しながら見ていることでしょう。
本日の走行距離…40km(うち東京箱根間駅伝第5区間20.8km)
本日までの8月度累計走行距離…261km
今度箱根駅伝5区を見たら思いだします(^^)
ジョグトリップで鍛えているから走ったらのぼれますね。車から驚きの目で見られていたと思いますよ。
ぜひ今後は違う区間も走ってくださいね、楽しみにしてます(^o^)/