ミツガシワの花 浮島ヶ原自然公園(平成23年4月18日)
ミツガシワの花
ミツガシワは北方の湖沼に生える抽水植物。水位変動の少ない淡水の池に生え、
水深の浅い水底の土中に太い地下茎を伸ばし、所々から根出葉を出して水面から上に展葉する。
北半球の寒帯に広く分布し、北海道から東北地方の湖沼、湿原の池塘、水路に見られる。
地下の太い根茎は、条件によっては泥炭を形成するとされる。
ヒキノカサが咲き始めました 浮島ヶ原自然公園(平成23年4月18日
キラキラ輝いているヒキノカサ
ヒキノカサは,湿った草地に生える多年草。
ウマノアシガタに似ているが小型で分裂しない葉を多く出す。紡錘形に肥大した根を持つのも大きな特徴。
どこにでもある植物ではなく,自然度の高い氾濫原などに限って生える。
環境そのものが少なくなっているので見かけることも少ない。
環境省レッドリストで絶滅危惧II類、静岡県版レッドデータブックで絶滅危惧IB類の植物です。
ノウルシ 浮島ヶ原自然公園(平成23年4月18日)
ノウルシ群生 浮島ヶ原自然公園
ノウルシは海岸や川辺の草地に生える多年生の早春植物。本州から九州・四国に分布する。
比較的まれな植物であり、絶滅が心配される植物のひとつである
分類:トウダイグサ科トウダイグサ属
保全状態評価:準絶滅危惧(環境省)・絶滅危惧Ⅱ類(静岡県)
タンポポ
アオサギ 浮島ヶ原自然公園(平成23年4月18日)
鳥綱コウノトリ目サギ科の鳥。大形のサギで、ときにはツルと見間違えられることもある。
全長約95センチメートル。背は青灰色で、頭頸(とうけい)部と下面の大部分は白く、
目の後方と長い冠羽は黒い。風切(かざきり)、胸側、腹側も黒色。ユーラシア大陸の大部分、
アフリカ、マダガスカル島に分布する。
日本では北海道、本州、四国で繁殖し、北海道では夏鳥、本州以南では留鳥か漂鳥である。
湖畔、沼沢地、水田、川岸、干潟などに生息し、浅い水中で魚、カエル、ザリガニその他の動物を捕食する。
巣は高木の頂上近くにつくり、集団繁殖する。繁殖期は4~7月。
浮島ヶ原自然公園の管理棟(富士市)・・・絶滅危惧の花や野鳥等が見られる場所