前回の引きから一気に状況が進展っ。怪しさ爆発の無骸流とよく組む気になれたもんだ。ノコギリ野郎がゲス過ぎて速攻で対立することになったが。ヤツは万次達と因縁ができるやら覆面男に恨まれるやら、多重に死亡フラグを立てている。それでいて中々死なないというね。予告を見る限り対立して別行動になってもそれはそれとして凜の仇の追跡計画は普通に実行する様子。凜が何やらストリップをしていたが、関所ってお色気攻勢でいけちゃうのか?!
ボリュームラーメン対決! チャラ男社員回でもあり、社長の過去の挫折に少し触れる回でもあった。おこげラーメン、う~む・・・。コンサル先の名前が通ってることや味がガチで旨い前提があれば開店初期のスタートダッシュにはいいかもしれない。大手だからどっちしても限定メニューの回転は早いだろうけど。ただメインの新作ラーメンよりキャッチャーな店を辞めて、原価の高い拘りのラーメンを始めたがボリュームが足りないからラーメンライスの提供は受け入れる、という店の方が印象的だった。1度散々な目に遭いつつキャッチャーな店をやった結果、客引きの重要性は骨身に沁みたワケか。ラーメンライスはいいとしてどんぶりinさせておじや風にするのはちょっと抵抗あるかな? ラーメンや中華料理好きな人って塩分と油分好き過ぎるよね。話の締めは社長が今でもあまり売れないがとっておきの薄口醤油ラーメンをすっかり懐いているゆとりに出しその真価を認めさせて少し満足する形で終わっていた。ゆとりみたいな選ばれし『わかる客』向けの料理に、ラーメンというジャンクなジャンルでたどり着いてしまった社長の哀しさはある。このギャップはほぼ趣味でやるコンセプト店でも出さない限り埋められないだろね。
序は色々匂わせつつきっちり整理してポジティブにリメイクされていたが、破はショッキングな展開はあってもより明るくほぼ新作化。また違うコミックもあるけどやっぱパラレルではなくループに見える。それも目的と学習と結果的な歪みのある繰り返し。学習や歪みはシンジ達にだけ有利に働くワケでもない気配だが、とにかく運命は変えられた。公開当時どころか暫くしても旧劇の結末への介入感が強かったことや、明確に意識を持って弱さを克服してゆこうとしたりもはや悩みもしない様子の登場人物達なんかに拒否反応があったような気もしたが、個人的には時が経ったんだな、と感慨深かった。しかし落ち着くと思わせてこの後のQは色々荒ぶる『戦艦物』だったりする・・・ほへぇっ。