羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-08-25 18:12:38 | 日記
 あのテストは価格帯ごとのサンプルをいくつか取った方が公正ではあるわな。花山も常子を庇いはしたが、もうちょっと言い方もある気はした。そういう対応はできない人物でもあるけどさ。常子は思いの外、殺るか殺られるか、というくらいの殺伐としたノリで相手方の様子を見に行っていたが、相手のダメージが深刻過ぎて違う意味で恐れをなして退散っ! ショックを受けて戻ってきたことを花山には気付かれつつ、相談はできないままだった。社長というより花山に見守られている編集員という面が目立つ展開かな? 冒頭では結構突っ込んできた美子に本音と建前が入り乱れる常子ではあったが、実際星野の子供を前にすると子供は美子以上に直球なのでそう取り繕っていられない気もする。母を亡くした幼い子供に懐かれるというのはその母と同世代の女としてはそれなりに責任があるのでは? 自分達の心残りだけじゃ済まない気がね。

家売るオンナ

2016-08-25 18:12:33 | 日記
 庭野近いっ、と屋代の内なる声が聞こえてきそうなスナックの件。自分の離婚を踏まえてやや意固地になっているようで、筋の通ったことを話す屋代であった。最後、元妻に遭遇して仰け反っていたが意外と強めの元妻で、万智にフラフラするのもさもありなんでもあった。
 緩急をつけたGOッ! の連打をくらいつつ、もっさりヘアの先輩と布施まで巻き込みつつ、白州が大騒ぎした回だった。白州役はフレンチブルドックが擬人化したような風貌だな。万智とのコンビはいくらなんでもダメ過ぎるのび太と、厳しいにも程があるドラえもんといった具合。何だかんだで面倒見てくれるけどさ。やや意地悪だが、安定の老婆心があるからね。父親役は殺人鬼役の翌日にダメ親父とは忙しいことだ。母の気付いた一人でいられることの大事さというのは、昭和を経て、これホントに大事だった。ということでしょう。
 振る舞いの幅が自在になってきた感じの万智は今回、身を削るように説得してみたり、餃子屋で庭野に反発してみたりと同じ場所で長くそこにいる人達に関わり過ぎて超人的な人格で行動するだけでは済まなくなってきた。次回はさらに本音を出すが、普通の人より濃いから周囲が混乱させそうだ。
 足立は前回で裏の顔等もある意味クリアになったので、もしかしたら、みたいなタメが必要なくなり、自在に動けるようになった感じ。屋代に『自分好き』とあっさり総括されていてね。八戸もそこそこ仕事できるが基本、器小さい男なところが良い。八戸と事務の女は時々、無駄な攻撃力を発揮するのも含めて至って普通の人だ。
 正直、日テレの鉄の女シリーズにしては少し重めに始まったと思うが、人物が回ってきた気がする。どう畳んでゆくのか、今回控え目だった冒頭ナレーションのブッ込み具合を含めてマッタリ見てゆきたい。