よく晴れる

書きたいことを書きたいように書いております

抵抗 ー死刑囚の手記よりー

2017年10月28日 | 映画再鑑賞
Un condamne a mort s'est echappe ou Le vent souffle ou il veut 1956年 フランス

監督 ロベール・ブレッソン
出演 フランソワ・ルテリエ ロジェ・トレルヌ シャルル・ル・クランシュ ほか

感想 呆気ない幕切れなのだがリアルとはそんなものなのかもしれない。本作は実話に基づいていて過剰な演出は控えられていた。後半に主人公がもたつくと映画自体ももたついて感じられる。このあたりもリアルなのかもしれない。それにしてもずいぶん久しぶりに見たわけで、こんなに呆気なかったっけっかと思うくらいのエンディングには驚いた。脱獄映画はいろいろあるけれど、本作は一個人の誇り高い精神を感じさせてくれる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レクイエム・フォー・ドリーム | トップ | セリーヌとジュリーは舟でゆく »

コメントを投稿