春夏秋冬 長崎発 とき燦々

あれこれ徒然を語る

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長崎さるく幕末編 『龍馬が見上げた長崎の空』

2009-05-06 | わが町
長崎さるく

連休の最終日、好天薫風の長崎だ。
自転車に乗るか、『さるく』か、昨夜までは決めかねていたが、両方楽しめれば一番良いのだから、午前中はまず『さるくに』行くことにした。
起床してすぐ『長崎さるく』のホームページから10時スタートの『龍馬が見上げた長崎の空』のコースを予約した。
集合場所の出島に着くと、長崎観光の皆さんで賑わっている。
出島は長崎の歴史で一番知られた場所だろう。歴史の教科書に出てくる扇形は実に記憶しやすい。しかし、現在の出島は当時を忠実に復元したものになっているが、海に浮かぶ扇形ではないため、初めて長崎を訪れた人には少し戸惑いがあるかもしれない。
出島

予定時刻より少し前にガイドさんの手馴れた案内でさるくスタート、定員15人に対して参加人数14人、最後尾では参加者のサポート役を務めるボランティアスタッフの同行があり、総勢16人での『さるく』となった。9人が県外からの参加者だったとか、さるく観光で長崎の良さを感じていただけたらうれしい限りだ。
『龍馬が見上げた長崎の空』のコースは、来年のNHKの大河ドラマ『龍馬伝』を何倍も楽しむための予習としてピッタリではないだろうか。そして11月30日までの長崎さるく幕末編は長崎通を増やすに違いない。
大河ドラマ『龍馬伝』は三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎から見た坂本龍馬を描くものになるのだとか、これもまた興味深い。
新しい日本を創るため奔走した多くの幕末の志士たちの人間模様と龍馬との関係を知れば知るほど面白くなる。
彼らが夢と希望を抱いて日本の未来を語った地『長崎』、ガイドさんの伝えたい長崎、知ってほしい長崎がしっかり届いた。
坂本龍馬之像と龍馬が見おろす長崎の町



短い時間でコンパクトに長崎観光が楽しめる『長崎さるく』は無駄のない旅作りにお奨めだ。
そして未だ知られていないことを発見できる面白さもある。
今日は並んで建つ上野彦馬と父君の墓碑に刻まれた家紋が違うのはなぜ?そんな私流不思議発見の『さるく』でもあった。
遠く北海道からお越しだったご夫婦連れのお二人、特異な歴史を辿った長崎の町はいかがだったでしょうか?明日まで滞在とか、いい旅でありますように。そしてどうぞお気をつけて!

『長崎には墓と坂とバカが多い』とは坂本龍馬の言葉です。
果たしてその真実は・・・
龍馬はこのブーツを履いて長崎をさるいたのだ



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