ツーリング

海を見たいと思った、なんちゃって・・・ホントは海鮮が食いたかった、であります。

いや、昨日と一昨日と山方面に向かったので流石に3日続けたら芸がなさ過ぎと思った私は海に向かったのでありました。

行き先は、牡鹿半島の鮎川であります。

第一目的は海鮮丼を食う、ではありますが、只今宮城県はシャレにならないコロナの勢いでして、こんな時には海鮮丼では無く感染鈍が望ましいなんてことを思ったんですが取り敢えず行って見ました。

で、実は第二目的もあったのであります。

それは、タイヤの皮むきでありました。

あれです、この前の車検のついでに交換したタイヤなんですがそろそろ500キロも走ったんで少し気合いを入れて乗って見たいと思いカーブだらけのコバルトラインを目指した次第であります。

いや、今日の自分はどーしたんでありましょうか、陽気のせいで頭が悪くなっていたのか、慣れているはずの道を間違ったりしてとても間抜けだった訳であります。

取り敢えず朝は家の近所の泉パーキングエリアのETC乗り場から入って東北道から三陸道へと進んだ訳であります。

いや、鳴瀬の関所まであれっぽっちしか走ってないのに1280円ってのは暴利と思うんですが、まっ、いいでしょう。

で、ホントーは三陸道を河南で降りれば一直線で早いのにどーしたもんか石巻で降りちまいまして、しかも、女川からコバルトラインに入る予定が渡波から曲がっちまったわけで、おかげで工事中でダンプだらけの道をのろのろと付いていった次第であります。

そんなわけで帰り道に使う予定だった道から鮎川に着いてしまいまして、んじゃぁ取り敢えず港の風景でも撮ろうとカメラを出してビックリ仰天!!!

なんとぉ〜カードが入っていませんの赤い文字がくっきりと、であります。

あー、やっちまったな、と言うことで内蔵メモリーで取れる10枚分を吟味してとった次第であります。

あれです、フィルムカメラの時代なら10枚有れば余裕で要所は押さえられると思ったはずなんですが大容量のSDカードを入れて一気に1000枚も撮れようと言う無駄に慣れちまった今、自分は久々に吟味したシャッターを切った次第であります。

えっ?　吟味してそれか、ですと?

あなた・・・それを言っちゃぁお終いですよ、と。

鮎川港はまだ復興工事が続いています

金華山へ行く船　（本日欠航）

いや、昨年の春以来一年ぶりの鮎川でしたが、牡鹿ホエールランドも営業開始して港の界隈は少し活気が戻った感じでありました。

ワカメを採って戻って来た船

ワカメは岸壁で即お湯にくぐらせます

昨年は「ホエールタウンおしか」の建物の一部、飲食とお土産屋しか開いていなかったんですが本日は全館開いていました。

まっ、宮城県はコロナ騒動全国一位なので訪問者は殆どいない感じでありましたが、まっ、治れば期待できるはずであります、かな?

で、岸壁ではワカメを茹でると言いますか、採って来てすぐにお湯に浸けて緑色にする作業をしていて結構な活気がありました。

で、ここの見所は「おしかホエールランド」で鯨の博物館なんですが、本日はコロナもアレなんで遠慮して入りませんでした。

いや、入場料の400円をケチったわけでは無い、事も無いんですが、まっ、いいでしょう。

本日のサービス品　金華丼　1980円

いや、迷ったんであります。

鯨の街鮎川ですから飲食店のメインメニューも鯨なんであります。

で、もしも鯨の竜田揚げがあったら迷わずそれだったんですが、学校給食で懐かしいそれは無く全部刺身でありました。

まっ、刺身でも良かったんですが、それよりも自分の目を引いたのが金華丼でありました。

本鮪の中トロと赤身にアワビとイクラであります。

で、あんまし歯が丈夫では無い自分はアワビに歯が立たなかったらどーしようと迷ったんですが、しっかりと包丁が入って、しかも柔らかいアワビでありました。

まっ、柔らかいと言うことは養殖なんでして、だから肝もあの磯臭さは薄いんですが、久しぶりに食べたので嬉しかったであります。

金華山　東へずっと行くとサンフランシスコです

で、昼飯を食べ、温かい缶コーヒーを買って港の見えるベンチでしばしボーッとしていました。

忙しく働く港の人たちを見ているとなんだか自分も元気になるわけで、コロナ騒動の最中ではありますが、やっぱし人には変わらない営みってあるんだよな、なんてことを思った次第であります。

で、鮎川港から御番所公園の展望台にまわりサンフランシスコ方面を望みましたが金華山が邪魔で見えませんでした。

ここから女川までコバルトラインのカーブを味わうわけですが、逆方向は下りになるので少し控えめになってしまいました。

しかし、今年からは安全運を旨とした自分なので控えめくらいが丁度良い感じでありました。

で、河南から三陸自動車道に乗り、料金払うのが嫌なので無料区間の終わる鳴瀬で一般道に降りまして、そこからは面白くも無い道を延々１時間走っての帰宅でありました。

　走行距離　　234キロ

　ガソリン　　9.3リットル　（燃費25キロ）

　高速代　　　1280円

　飯代　　　　1980円

　缶コーヒー　100円

　本日の出費　3360円

　　　　あーたのしかった、と