9月2日(水)痛恨の強雨(ツーリング9日目)
足寄 松山千春の家の駐車場と看板
足寄 松山千春の家とナントカ新聞社
本日は知床半島は羅臼の「国設羅臼温泉野営場」から、取り敢えず根室経由で釧路湿原に行って、丹頂鶴を見て、釧路湿原名物、幻のイトウの刺身など喰って、襟裳岬の傍の広尾町辺りでキャンプかな? と、言う段取りで走り始めた訳です。
いや、羅臼温泉野営場の朝のバイク置き場は凄かったです。
夜、暗くなってから到着したと思われる人のバイクがずらりと列んでいる訳でして、それはもう、立派なのから珍車・謎車と、様々でありました。
でもそんなにテントがある風には見えないんですけれども、コテージとか奥の方にあるのかな?
まず、出発の時は晴れて居たんですけれども、走り始めて一時間もすると雲行きは怪しくなり、ポツポツと来ちまった訳です。
いやぁ~これだと予定以上に時間が掛かるかもなぁ~と言う判断から断腸の思いで根室の納沙布岬をパスして釧路へ急ぐ事に。
まっ、日本列島で唯一島根県に行っていないんで次ぎの旅はそこへ行く、と、理由になるのと同じで、北海道の著名な岬で唯一行ってないのが納沙布岬・・・よっしゃぁ、次はそこだな、と言う目安になるので慌てる事も無いと言う気もしている訳ですが。
さて、ポツポツの雨を気にしながら釧路に入りましたが、どこへ行けば鶴に合えるのやら分からず、取り敢えずスマホをシャカシャカしたら「釧路湿原展望台」と言うのが出た訳です。
で、行って見ましたが・・・かっぱを着ずに歩いていたら雨ざぁざぁ~・・・俺らびしょぬれ、と言う事で、衰えそうに無い雨脚に丹頂鶴など見ている場合ではないな、と、言う事で合羽を着て走る事に。
自分としては今夜の予定はキャンプ、だったんですけれども、この様子では無理っぽいと言う事で道の駅に入り屋根の下でホテル探しを始めた訳です。
最初は観光地らしい所で摩周湖と阿寒湖近辺を探したんですけれども、一泊二食で2万円以下の宿は無く、断念して都市部のビジネスを探すと、帯広にあった訳です。
5700円で朝飯付き・・・しかも、地理的に明日の予定にも合致すると言う事でサッサと予約。
ちなみに私の予約サイトは、以前はAgodaでしたが、今は圧倒的に素早いパフォーマンスのBooking.comを利用しています。
物件としては楽天が一番多いと思うんですけれども、楽天のサイトは手続きが煩雑で面倒なんで途中でくじけちゃいます。
そんな訳で今夜は屋根の下のベットで寝られるとなると、多少の濡れ鼠でも気持ちが楽であります。
で、この天気で摩周湖や阿寒湖じゃないよな、と言う事で、ンじゃぁ株キチ君のリクエスト・・・足寄の「松山千春の家」に行くか?で、進路変更。
少し戻って白糠経由で足寄へ向った次第であります。
いや、このルート選びが当たりまして、足寄までは曇り空で雨は大した事は無し・・・まっ、アレです、自分のバイクは風防があるんで少しの雨は身体に当たらないのでそう感じたんですが、モロに風を切って走っている株キチの感想は「終日結構な雨であった」と言う事でありました。
さて、そんな訳で足寄の松山千春の家に付いたんですけれども、現物を見て株キチ君、またもや「これだけ?」と、悲しそうな声を出す訳です。
で、答える私は、現実がコレでありますから他に言いようが無く「うん、これだけ」でありました。
すると株キチ・・・インチキだぁ~と一言吐き捨てた訳ですが、次のライブでも松山千春のコピーはやるそうでして・・・だから俺が吉幾三にしろと散々言ってるのに、であります。
いや、余談ですが、青森県は金木の通称「幾三記念館」・・・Y.C.M吉幾三コレクションミュージアムは充実してるのでお勧めです。
そんな訳で本日はお写真を撮る事も無く、その後土砂降りになった雨の中を少し身の危険など感じつつ帯広に辿り着き、やっとの想いでホテルにチェックインした次第であります。
コレがラッキーな事にバイクも屋根付きの駐車場でして身支度を解いたり荷物を下ろしたりするのが楽でありました。
で、私は少し手首からの侵入で手元が濡れた程度でありましたが、全身水浸しの株キチ君はiPhone5が死亡する痛手まで被り意気消沈、でありました。
まっ、その後ホテルの風呂で暖まり町の居酒屋に繰り出して美味い魚など喰った頃には、全ての不幸が笑い話になっていたのでありますが・・・それって、ただの酔っぱらいかな?
いや、写真も撮れない雨でして、本日はコレにてお仕舞い。
続く