『地球防衛軍テラホークス』は、サンダーバードを手掛けたジェリー・アンダーソンの作品の一つで
日本でもNHK(!)で全国放送されたのですが
結局日本では玩具は発売されませんでした。
しかしアメリカではバンダイから超合金準拠のシリーズが発売されていて
今回紹介するバトルホークもそのうちの一つ。
テラホークスのメカは大人っぽくシンプルなデザインがとてもいいのですが
国内でもスペース1999やサンダーバード人気に押されてか
ほとんど立体化される機会がないのが残念です。
■バトルホーク
バトルホークはテラホークスのメイン機体というか
母艦的なマシンで、ナインスタインや
ゼロイド(球形の戦闘ドロイド。テラホークスにおける戦闘員)達が搭乗。
ナインスタイン邸が開いて垂直発進する姿がカッコよかったです。
玩具は、かなりの合金比率。
ウイングやキャタピラ以外はほぼ合金と言っていいくらい。
写真だと分かりにくいですが、サイズも20cm強あってかなりの大型。
国内で発売されていたらDXポピニカのカテゴリーだったのでしょうね。
■テラホーク発進&スロープ展開
機体上部のボタンを押すと、スプリング発射台ギミックで
テラホーク(写真手前)が勢い良く発進します。
機体前方のハッチを開くと
ゼロイド達がコロコロ転がって出撃する、あのスロープが展開できます。
このスロープ、引き出し式になってなっていて
かなり長いのが嬉しいところ。
劇中ではゼロイドの存在が斬新でしたね。
戦闘や修理を人員ではなくドロイドが行うと言う設定は
当時納得するとともに、とても新鮮に思えたものです。
■テラホークの変形
テラホークはナインスタイン達が乗り込む、バトルホークから分離する司令機。
この分離が、バトルホークのメインギミックとも言えます。
で、このテラホーク、単体でも商品化されているのですが
このバトルホーク付属のものも、ウイングが後方に上がったり
ちゃんと脚部が伸びたりと
小さいながら単体版に負けない細かい作りとなっています。
■後部ハッチ展開
後部右のバーニアをスライドさせる事によってロックが外れ
後部の大型ハッチも開く事が出来ます。
残念ながらここに収納するようなメカは付属していないのですが
気分は出ていますね。
■下部ハッチ展開&バトルタンク発進
機体側面の凸部がスイッチになっていて、そこを押すと
下部ハッチがオープン。
収納されたバトルタンクがボトッと落ちる形で発進できます。
さらに機体内にはつり下げ用のクレーンも内蔵されており
写真のようにバトルタンクをぶら下げる事も出来ます。
こういう細かいこだわりが
このアイテムの一つのポイントであると思います。
■バトルタンク
バトルタンクはゼロイド二体が搭乗する戦車。
よく見るとゼロイドがちゃんとモールドされています。
黒いM字部分はクレーンに使うフック。
つり下げ時はこれを立てて通します。
■セット内容
バトルホークにテラホーク、バトルタンクにはゼロイドまで乗っていて
何気にこのセットだけでテラホークのメインメカは大体揃ってしまうと言う豪華な内容。
銀と橙の塗装もかっこいいし、これが国内発売されなかったのは本当に残念。
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