アクロバンチの合体玩具は驚異合体だけ……ではありません。
玩具界の魔境、吊るし売りチープトイにそれはありました。
名前は『合金アクロバンチ』
シンプルすぎる名称です。
『強合金』とか『Z合金』みたいになんか考えてあげましょうよポプラさん。
■BOX背面の説明書
チープトイらしく、BOX背面が説明書になっています。
アクロバッチ、一体何者なんだ……
読む限り、ファルコンバンチャーは作れても他の四機には分離できないように見えます。
しかしながら。
■開封してみると……
開封してみると、隠れていたところにどう見てもバンチャーアローのものにしか思えない
前輪パーツ×2が。
売りとなるプレイバリューを隠す理由が全く不明です。
■変形(組み替え)パターン
BOX裏の説明にあったように、変形は基本的に全身のブロックをバラバラにして
組み替える形で行います。
ファルコンバンチャーはプラ驚異合体のような適当な見立てではなく
本来の変形に合わせる形でブロックを入れ替えます。
どうせ完全再現できないんならなんちゃって変形でいいのに、とか思いますが
開発者のこだわりを感じます。
腕ブロックはやっぱりバンチャーアローになります。
肩アーマーをたたみ、拳を付属の前輪パーツと差し替えます。
両足は、残念ながらバンチャーホーネットにはなりません。
■ファルコンバンチャー&バンチャーアロー×2
こだわりの組み替えだけあって、ファルコンバンチャーはかなりイメージに近い感じがします。
バンチャーアローも自立をまったく考えてない細身なので
バイクらしい形状に収まっています。
(写真は頑張って立たせました)
ファルコンバンチャーには下部に2輪、コロ走行用のタイヤがあります。
バンチャーアローは後輪が回転します。
しかしながらファルコンバンチャーは2輪で全体を支えられる訳もなく
バンチャーアローに至っては前輪が回転しない為
転がし遊びができるわけでもない謎仕様。
■アクロバンチ形態
アクロバンチに合体。
エクスキサーチ(剣)が付属しています。
脇のバンチャーアローのタイヤが邪魔で、腕を前に出そうと思ったら
脇を開く必要があります。
余談ですが、ワンダーフェスティバルで発表されて以来
長らく止まっていたBRAVE合金アクロバンチの開発が再開されたとの噂も聞きます。
現在の技術でアクロバンチを作るとどうなるか、楽しみです。
※3/13追記
シーエムズ倒産……
そんなわけでBRAVE合金アクロバンチはなくなりました。
他にアクロバンチを出してくれそうなメーカーってありますかね。エヴォトイ?