ほとんど新作玩具を紹介しない、時が止まった当サイト。
今回紹介するのは『銀河疾風サスライガー』よりＤＸ版の主役メカ、サスライガー。
しかし玩具の名前は『バトレインＣ－３』となっております。
これは当時のリアルロボットブームにのってのものらしく
この商品も別カラーでリアルタイプを発売したりしていたのですが
正直サスライガーの作風には合わなかったかな。
ちなみにバトレインＣ－３なんて名前（型番？）は本編でも未登場だったり。
国際映画社の作品は、マクロスブームの当時でこそ
古臭く感じられたものですが
今になって見返すと、設定ではなくキャラクターの個性で話を引っ張る作りは
普遍性があって、一過性の作品より面白く見れたりするから侮れません。
■バトレインＣ－３
ＪＪ９が星系一周の旅をするのに使用するのが、このバトレイン。
このアナクロさがむしろセンス良く、たまりません。
銀河鉄道９９９と違い、こちらはアメリカの鉄道風味。
動輪はちゃんと連動して回ったりします。
■テイク・サスライド・オン！
の掛け声でサスライガーに変形するバトレイン。
腕を一度取り外します。
後部を引くと太もも、そしてシャフトが現れてぐーんと車体が長くなります。
煙突を伸ばし、機首を１８０度回転させます。
そのまま車体前部を前に倒していくと、運転席下の車輪がボディに収納されます。
何気にものすごい変形。
■変形パターン・続き
腕を車体に取り付けます。
車体前部を縮めて運転席に収納。
すると頭部が現れます。
さらに機首ももう一段縮めます。
運転席の屋根を畳みます。
煙突を背中に折り込んで、車体前部を完全に天地入れ替えした後
ロックする用に股関節を一段縮めると変形完了。
■イェーイ！
サスライガー完成。
武器はビームライフル（ブラスターシュート？）が付属。
作中で印象的だった両腕のドラムバズーカもモールドされています。
後は定番としてロケットパンチを発射可能。
バトレイン時にしっかり角度を保持するために、差し込み口が四角になっているので
手首を回転させるには、このロケットパンチを一度外さなきゃいけません。
■群雄【動】との比較
やまとの可動フィギュア、群雄【動】版サスライガーとの比較図。
こうして見るとＤＸの出来も悪くないのが分かります。
しかし群雄はサスライガーまで出すとは
良い意味で狂っていたのかも。
まあ、そのせいで爆死→叩き売りとなってしまったのですけど。
