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ロング テラクレスタ・W変形3機合体(W変形合体)

2010年11月10日 | Weblog


■ロング テラクレスタ・W変形3機合体(W変形合体)

テラクレスタと言えば日本物産の有名なTVゲームですが
それが当時のファミコンブームに乗っかって
チープトイやらお菓子のおまけになっていたのは一部の人の間では有名な話。

で、今回紹介するのはそのチープトイ版テラクレスタ。
これがなかなかキワモノで
五機のマシンが合体して、戦闘機の他に
巨大ロボットにもなってしまうと言うからもう無茶苦茶。
しかしちゃんとした版権ものアイテムなのが
当時のゲームバブルっぷりを思い出させてくれたりして。

発売形式は写真の分箱の他に、セット箱も存在。
少し仕様が異なったらしいのですが
それについては後述します。




■分離形態

まずは五機分離状態。

それぞれアルファ号(青)、ベータ号(白、大きい方)、デルタ号(白、小さい方)
ガンマー号(赤、小さい方)、イプシロン号(赤、大きい方)。

分箱ではアルファ号のみ単体、他は同じ色の者同士がセットで販売されていました。




■ストレイタス1、2、3

ベータ号とデルタ号が合体してストレイタス2(白)に
ガンマー号とイプシロン号が合体してストレイタス3(赤)になります。

アルファ号は分箱ではなぜか単体でストレイタス1と呼ばれています。

これもゲームには登場しないオリジナルギミックですね。




■イグナイトフォートレスへの合体

そして合体、イグナイトフォートレスへ。
アルファ号を挟み込むようにしてベータ号を接続。
ベータ号の接続ジョイントにイプシロン号をと取り付けます。

ガンマー号をアルファ号上部に
デルタ号を機首に差し込んで合体完了。

説明書の図がいい加減で
イプシロン号の取り付けとかが間違っているのはご愛敬。




■イグナイトフォートレス形態

完成、イグナイトフォートレス!

ゲームと似ているかと言われれば……うーん。
見えない事はない、か、な……?

そもそもゲームでは合体すると火の鳥になってしまうので。
そういや名前もウイングギャリバーだったような。
メカの総称がウイングギャリバーだったのかな?
あれ? あれれ?




■ビッグクレスタへの合体

そしてさらに合体パターンを変えることで
巨大ロボット、ビッグクレスタへ!
考えてみると五機合体で2形態って、ジェットイカロスに匹敵する
プレイバリューだったりするのでは。
キワモノという側面だけでなく、こんなところは評価されてもいいかもしれない。

アルファ号の機首を反転、つま先を立てます。

イプシロン号とベータ号を接続。
その後イプシロン号のエンジンブロックを回転させて
胸部分でもベータ号を固定するギミックがなかなか凝ってます。




■ビッグクレスタへの合体・その2

デルタ号(頭部)のウイングを左右に開き
胸にスライドするようにして合体させます。

デルタ号の翼を腕に取りつけます。

上半身と下半身を接続します。
その後、腹にガンマー号をセットすれば完成です。




■ビッグクレスタ形態

テラスレスタの自機が巨大ロボに。
どじゃーん!
このインパクトはなかなか強烈です。

しかし無理やりでっち上げたにしてはまとまりが良いロボ形態。
むしろ関係ないロボット玩具を無理やりテラクレスタとして
売り出したしたのではと疑ってしまったり。

変形機構の関係もあって、関節も
両手両足肘と割と動きます。




■付属のシールド

武装としてシールドが付属。
翼のように見えるけど、分離形態、イグナイトフォートレス
そのどちらにも取り付ける事は出来ません。

分箱とセット箱ではこのシールドのシールが異なっており
分箱では『A-3』と書かれているところが
セット箱版ではテラクレスタのタイトルロゴだったりします。

しかしなぜA-3……
確かに分箱ではストレイタス3に付属している部品ではありますが
Aはどこから来ているのやら。




■イラストと商品とは多少異なります

って全然違うよ!
と突っ込みを入れたくなる、パッケージの注意書き。
ゲームのドットならともかく、パッケージイラストとは似ても似つかないのがまた。

しかしこの通り、ちゃんとニチブツから認可が下りたアイテムなので
ゲームファン、玩具ファン双方から求められ
今では結構入手困難な品となってしまいました。
ネタとしても面白いアイテムですしね。