インフルエンザにクスリより手洗いが利く？ウイルスって？

新聞にこんな記事を見つけました。

<いまさらきけない！ウイルスって？>

よく鳥インフルエンザウイルスとか,H5N１型インフルエンザがはやる？

とか聞きます。

インフルエンザは細菌が原因の病気でなくて、ウイルスが原因なので、抗生物質が利かないとかいいますね。

今年のノーベル医学生理学賞は子宮頸がんを起こすパピロームイルアウやエイズウイルスの発見という業績に送られました。これは私のブログでもごらんいなれます。

じゃ、「ウイルス？」と思いませんか？そしてどうやって退治するのかな？

ウイルスは病気を引き起こす原因になるのは細菌と同じなのですが、

まずちがいは
　　
<1大きさ>

細菌が大豆の大きさとすると明太子の粒という。１０から３００ナノメートル（ナノというのは１０億分の１）
　　　　　　
<２構造>

ウイルスは遺伝子をたんぱくしつの殻が包んだ粒子のこと、増殖する酵素を持たないので、自分だけでは増えられない。

感染、伝染する遺伝子という人もいる。細胞に入り込むと一度に多数の粒子がコピーされる。







一方結核菌とかピロリ菌などの細菌は生物で、増殖に必要な遺伝子や酵素など一通り持っているので、一つが二つ、と分裂して増える。


だからウイルスのほうが爆発的に増えるからあっという間に広がるのです。


現在では細菌は５００種類以上、ウイルスは２００種類以上が病気のもとになるといわれているそうです。

<治療の基本は休養だそうです。>

抗生物質は最近には聞くけれどもウイルスには直接効かない。

抗ウイルス薬、たとえばタミフル。

タミフルは直接ウイルスを死滅させることはできないが、細胞の中で増えてウイルスが外に出て行くのを防ぎ、体内で広がるのを防ぐのだそうです。


インフルエンザで抗生物質が処方されるのは合併症を防ぐためとか。

よく利く薬はないのかと悲しくなるが、、

<ひとつ、朗報があります。>

ウイルスにはたんぱく質の殻の外に、脂の膜を持つ物がある。石鹸や消毒用アルコールで死滅する。

膜がないウイルスでもアルカリ生石灰のように、たんぱく質を物理的に壊せば死滅する。漂白剤でも同じ効果がある。

そうか鳥インフルエンザの時に巻かれていたのはこういう理由だったんですね。

手洗いもクスリより効果があったのですね。

ヤッパリうがいと手洗いは大事なのが分かりました。


毎日手洗いとうがい！早目の休養なのですよ！きおつけます。