
「レッドクリフ」は家人の評が???なのでためらっていたら
戦闘シーンは大画面デジタルで見てといわれ、
「ブーリン家の姉妹」は、ヤックルママさんが面白いとかいてらしたこともあって、やっと昨日から上映時間が17時の部に変更になり、(それまでは19時の部だけだった)出かけました。
「レッドクリフ」の、もとの「三国志」は私の生涯愛読書のひとつです。
関連本もどれくらい読んだか知れません。
ゲームもあります。(あるだけでそんなに遊ばないうちに、もっと上手なやつに横取りされた。)
現在「文春」にも連載中です。
映像的に私のイメージに残っているのはやはり人形劇の「三国志」です。
原作の持つ人情味、劉備のすばらしさ、あるいはなぜ愚直と思える劉備を、家来がしたうか、そこらが映画では物足りない。原作を読んでない人にはわからないだろうな~
戦闘シーンは多い多い!私は血飛沫ドバーが嫌いなので、嫌いというより弱いので、そのシーンが多すぎると思いました。
監督のジョン・ウーさんも黒澤をお手本にしてるとか。こういう傾向が強いですよね。
韓国ドラマの「太王四神記」も戦闘シーが多くて、血がドバー
不必要に血を流しすぎると思うな。
この映画は中国で撮影して、軍隊も協力したという、1000人の現役軍人と200頭の馬のシーンは見ものです。
以前に「蒼き狼」でモンゴルの軍隊が協力したというシーンを見ました。
人数的には「蒼き狼」のほうが多いと思うのですがそのつかい方がジョン・ウー監督のほうがやはりはるかにうまい。
さすがーとおもわせます。M・I・Ⅱのスピーディな演出とダブります。
後、金城 武さんは私のイメージどおりの美しい透明感のある仙人の隣のような色気で
一人オーラを出していた気がします。
ただ北京語にふきかえてあったのが、金城さんに持つ私の声のイメージより高くて、少し気に入らない。この映画は金城さんと戦闘シーンを見に行く映画です。
絶世の美女役のリン・チーリンは内的美しさを求められたとか。
人妻という役柄もあってか、夫のトニー・レオンがすがすがしいのに比べて、
色気むんむんでなんかなーと思いました。
なんべんもいいます。金城さん素敵です!
私はそれだけでも劇場にいった甲斐がありました。