先日雨の中、炎天下よりはいいと先生の個展の見学に行きました。
会場は名古屋の日動画廊です。
日動画廊については私の在仏時代に
レオナール藤田の奥さんの秘書をしていた方からいろいろ聞かされていました。
一口に言って敷居のたかい画廊なんですね
ずっと前にその建物前を通り過ぎ、
名古屋にも日動画廊があるんだと記憶に残してました
地下鉄を降りて記憶を頼りに行ってもわからなくなり
ナビを見て歩いてっていったら余計にわからなくなてしまいました
おまけに、北も南も解らなくなってしまった
困り果てて電話をして教えてもらうけれど、もはや自分がどこにいるのかも不明
そこら辺の看板を電話で読み散らし、結局は迎えに来てもらいました。
私は結構土地勘がある方なのにこんな迷子になったのは初めて
恥ずかしいというよりはむしろ地獄に仏の心境でした。
行きつくと何人かの先生の生徒風のお客様も。
先生にお会いするなり「迷子になったの?」
え!もうばれとった!
「ナビを見たら余計にいわからなくなって・・」といったけれど
まあそそっかしいのは私の特徴
ちょっと恥ずかしかったかな
理由は会場の日動画廊は数年前に移動していたのです。
「数年前に移築して迷われる方が結構おられるのですよ」って
いわれてはじめて私の混乱の理由がわかりました、
そんなこんなで。

(これはパンフレットから実物方は写真は取れないのです。)
先生の絵の実物を目の当たりにして
絵の具の盛り上がりとか
デリケートな中間色の微妙な変化など
写真では出ない繊細な部分を見ることができてほんとによかった
最近ちょいかじった”NHKの3か月マスターする絵を描くシリーズ”の中で私の心の中に感じた、色んなもやもやにこたえる部分がある絵でした。
私は今までついていた先生はみな芸大の出身の方ではなかった
趣味、好きで絵描きにられ、自らを磨かれた先生たちでした。
ですからセオリーから外れていても楽しく個性的に描けるのがいいという先生達ばかりでした
ですからセオリーから外れていても楽しく個性的に描けるのがいいという先生達ばかりでした
芸大で、絵を描く基礎をマスターし
自らの描き方を百戦錬磨で作り上げたのが小林先生の絵なんだと理解できました。
私自身昨今いろいろ悩んでいました
素人は趣味で楽しく描ければいいのか
それだけでは納得いかない部分をどうするか、何となく見えてきた気もしてきました。
そんなとき小林先生の個展に行けてよかったです
(私の一番お気に入りだった絵、これもパンフレットからです)

明日からは本格的な夏になるらしいですね
なんでもいいけれどお米が一杯取れてほしいよね
グッと下世話な話題で終わりです
読んでくださってありがとう