また入管暴力 バリケイト伊東

　東京はいい天気だ。しかし、私の心を曇らせるようなニュースを聞いた。また、入管での暴力事件が起きた。東京入管で収容中に職員から暴力を受け、負傷したハイチ系アメリカ人が３０００万円の慰謝料を求めて提訴した。後ろ手に手錠をかけられ殴られたり、蹴られたそうだ。彼は、現在、釈放されてる。入管の暴力体質はひどすぎる。最近の案件でも、スリランカ女性を医師に見せず見殺し、これも家族から裁判を起こされてる。名古屋入管での暴力事件でも提訴されてる。岸田政権変わっても、入管の暴力体質は変わらない。日本は、先進国なのか。立憲民主党の党首候補の討論でも、国内での人権問題はほとんど出ず。日本人にとって、人権なんて感心のない事なのだ。入管だけでなく、国内には膨大な人権侵害がある。コロナ差別、LGBT差別、えん罪、技能実習生問題、いじめ自殺、ヘイトスピーチ、差別、DV,子供への虐待、体罰、ホームレスへの暴力、パワハラ、セクハラ、過労死、性犯罪、低賃金などだ。日本人なら人生で一度は人権侵害を受ける可能性はある。人権侵害、明日はわが身なのだ。国民の関心は食い物、芸能人ほれた、はれた、不倫した、美容などだ。政治的問題には、無頓着すぎる。日本はいい国ですか。誰でもが不安、誰でもが理不尽な暴力を受ける可能性がある。政治には期待できない。この国の人権欠如は、国を亡ぼす。

 

大谷辞退 バリケイト伊東

　メジャーリーグでMVPを取った大谷が、日本政府が申し出た国民栄誉賞を受け取らなかった。どんな気持ち、考えで辞退したのか。まだ国民栄誉賞に値しないと考えたのか、ホームランを７０本打ってからだとか、国家主義的な賞をきらったのか、いずれにしても、お上に逆らうのは、かなり勇気ある行動だ。このような賞をありがたく受け取る人もいれば、受け取らない人もいる。大谷と同じメジャーリーグで活躍したイチロウーも、国民栄誉賞を受け取らなかった。権力者はスポーツ選手を利用したがる。大谷は政治的理由で拒否したのではないだろうが、日本社会に少しさざ波を起こすかもしれない。生意気だ、天狗になってる等、いろいろと言うやつはいる。野次馬なんか気にするな、大谷の人間性はすばらしい。同調圧力の強い日本で、はっきり自分の意見を言えるのはすごい。大谷は操り人形ではない。野球にも多くの利権がからむ。大谷を利用したがる人間は多い。大谷は、利用されるだけ利用されて、だしの抜けた昆布になって捨てられる事はなさそうだ。大谷、純粋に野球に専念しろ！たこみたいな政治家に利用されるな。

 

いやな予感 バリケイト伊東

　今日の朝、東京でかなり揺れた地震があった。最近、良く地震がある。軽石問題を起こした海底火山の噴火も気になる。地下では何か起こってる。大地震の予兆ではないか。日本では、今のところコロナは下火になってる。新たな危機、災害が日本を襲うのではないか。M８．５以上の地震が起きるかもしれない。東日本大地震と同じぐらいの地震が起きるかもしれない。起きる場所は関東か、東北か、関西、九州、わからない。知ってるのは、自然だけだ。心の準備、物の準備はしたほうがいいかもしれない。少しでも生存の可能性を高めるためには準備が大切だ。しかし、どんなにか準備したところで、地震の破壊力を弱める事はできない。自然の本質は破壊と死だ。人間の思い、願いを無視して自然であり続ける。生誕４６億年の地球は、まだ若い。思春期の子供は荒れる。人間の作った物など簡単に破壊してしまう。人間には、とうてい自然をコントロールできないのだ。出来ると言う人間は傲慢だ。人間は、１％も自然をコントロールできない。今日、大地震が起きても不思議ではない。大地震は、閉塞と虚構のくそまみれの国を破壊と死の洗礼できれいにするだろう。運命は非情だ。自然を甘く見ないほうがいい。

ヘイトスピーチ会社

　大阪高裁は社内でヘイトスピーチ的文書を配布した富士住宅と会長に１３２万円の支払いを命じた。地裁でもフジ住宅は敗訴している。フジ住宅は、主に大阪で営業している。訴えたのは、フジ住宅で働く韓国人女性だ。今時堂々と社内でヘイト文書を配布するとは、最低だ。最近、差別には日本社会でも厳しい目が注がれてる。時代の流れに逆行するような差別主義には毅然と戦わなければいけない。フジ住宅は東証一部の企業だ。こんなヘイト企業は、上場廃止にしたほうがいい。上場企業としての品位に欠ける。日本にもヘイトスピーチ規制法はあるが、差別をやめましょうではヘイトはなくならない。一番効果的なのは、不買運動をする事だ。フジの住宅を買わない。フジの株を買わない事だ。フジ住宅は最高裁に控訴するのだろう。勝訴する可能性はほとんどない。やめたほうがいい。自分達がやってきた事に心より謝罪すべきだ。

入管暴力 バリケイト伊東

　今年の８月に牛久の入管でブラジル人男性が運動中に警備員に首を腕でしめられた。その件で男性が、その警備員に謝罪と慰謝料を求めて裁判を起こした。ブラジル男性は未だに後遺症で苦しんでる。入管は外部の委託業者が起こした事件だからと言って謝罪してない。日本人が日本人に路上で暴力を振るわれたら、警察に逮捕され悪質の場合は、裁判にかけられるだろう。なぜこの警備員にはおとがめなしなのだ。入管ではスリランカ女性のウィスマさんも治療を受けられず殺されてる。この事件も名古屋入管の所長と担当した職員が殺人罪で裁判を起こされてる。日本の入管は問題だらけだ。岸田政権は人権担当の補佐官を任命したが、主に中国の人権問題を扱ってる。国内の人権問題には無頓着だ。日本の司法制度は、江戸時代と変わりない。入管の職員の恣意的判断で長期の収容が可能になってしまう。政府が人権外交を売り物にするなら、日本国内の人権問題に真剣に取り組まなければいけない。今、収容されてる外国人を早く解放せよ。