コロナ終わり？ バリケイト伊東

　ウクライナ戦争が世界でのコロナへの関心を低くさせてる。日本でのコロナ感染はやや下火になってるように思えるが、去年の１１月、１２月みたいに一桁感染というわけではない。東京では、毎日１万人前後の感染者を出している。昨日は約９６００人だ。日本全体での死者は毎日２００人ぐらいだ。これではコロナの終息という事にならないであろう。今の感染状況でも、政府は規制をゆるくし始めてる。外国人留学生や技能実習生をガンガン入国させてる。３日間の待機期間でPCR検査が陰性なら入国させてる。国内でもコロナは、風邪、インフレエンザぐらいにしたいようだ。経済を回したい一心でコロナを過小評価している。国民に消費ロボットとして遊べ、食べろ、旅行をしろとあおってる。まだ、３回目のワクチン接種は２５％ぐらいだ。集団免疫を獲得したとは言えない。３回目接種を８０％終えるには、７月ぐらいになるだろう。うまく行って感染者が一桁になるには、１１月位だ。もしかしたら、新しいタイプのコロナが爆発的感染を起こすかもしれない。コロナを終わらせるには、時間がかかる。日本政府のごまかしの印象操作で国民を納得させようとしている。国民も全然、怒らない。コロナで仕事を失い、コロナ感染して家族を失っても、後遺症に苦しんでも怒りの声をあげない。選挙になれば自民党が勝つ。国民の声が政治に反映されない。日本は腐ってゆくばかりだ。岸田船長が操船する日本丸は、どこに向かうのだ。漂流して沈没する運命か。