最近、芸能人の自殺が多い。有名でない人の自殺も多い。いじめ、パワハラ、借金などの原因のわかる自殺より原因がわからない自殺が多い。日本全体を包む閉塞感は、人を自殺に追い込む原因のひとつだ。コロナは、日本の閉塞感を増した。日本丸は方向性もなくさまよってる。多くの日本人の心に宿るのは不安だ。未来に対する不安、今の不安、病気、介護、生活に対しての不安が重く日本人の心にのしかかる。先が見えない、先を予想しても。浮かぶのは悲観的なものばかりだ。日本の生活状況は、何のために生きるのかわからない人間を多く生み出す。誰でも幸福になる権利はある。生涯、幸福な人生を送りたいと思うが、現代日本では、幸福は絵に描いたもちのようだ。小福の青い鳥をつかんでも、すぐに消える。今の日本では、幸福は幻想だ。幸福とは、メディアが作り出した虚構だ。派手な演出で幸福を盛り立てるが、多くの日本人は、そもそも幸福とは何かをわかってない。お金持ちになる事が幸福なのか。金なしの生活はありえないが、得た金をどのように使うのかが問題だ。セレブな生活だなんて作られた虚構だ。ブランド幻想にあやつられた人間が日本には多い。ローレックスやベンツを持たなくても、人は十分に幸福になれる。時計は時間がわかればいいのだ。車は移動する手段に過ぎない。人が生きてゆくには、多くの物は要らない。質素な生活をすれば、生きる理由が見えてくる。死にたいなんていう思いは、消えてゆく。今、そこに生きてる、それがすべてだ。明日生きてる保障はない。人生とは、今の積み重ねだ。今に食べる、今にくそする、今に愛する、今に憎しむ、今に笑う、今に泣く、今に喜ぶ、今に悲しむ、今、今、今がすべてだ。今を大切にすれば死の誘いは消えてゆく。死ぬ前にくそしてもう一度考えろ。人は生まれて100年もすれば死ぬ。あわてる事はない。あなたを必要としてしている人がいるはずだ。人のために生きよう。人生は葛藤と困難さの連続だ。それでも生きるに値する。死ぬな!家族を悲しませるな!
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