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総選挙の意味

最低賃金1002円 バリケイト伊東

2023-07-29 12:22:14 | 政治
 東京はすごい暑さだ。東京だけでなく全国的に異常な熱さが続いてる。いつも読んで頂いている方々、ありがとうございます。体調には気をつけてください。             
 日本の最低賃金交渉が終わった。平均で1002円になった。今まで961円だから41円の賃上げだ。過去最高の上昇率だ。今年の10月頃から実施される予定だ。あくまでも平均で1000円越えであって、ほとんどのところは1000円以下の時給だ。今、853円の青森、沖縄、鹿児島、宮崎などは39円値上がって892円になる予定だ。以前低い水準だ。1000円以上は東京と大阪、千葉、埼玉、神奈川、京都、兵庫の都、府、県だけだ。1000円以下の県をなくすべきだ。今だって最低賃金を下まわる賃金の事業所だってある。日本の賃金の低い構造的な問題を解決するには、まだまだ時間がかかる。仮に年に50円の平均賃金の値上げだと、1500円の最低賃金になるには、10年かかる計算だ。多くの人間が時給換算で働いている。ボーナスも退職金もなく働いている。低い賃金を上げないと生活が成り立たない。お金のない人間ばかりでは社会が疲弊してしまう。極端な格差社会を是正するには賃上げは絶対的に必要なのだ。もし、最低賃金法がなければ、経営側は時給100円で雇用してもいい事になる。法に違反してないのだから問題ない事になる。最低賃金法がない国では、実際、一日1ドル以下の極端な低賃金が通用している。私は共産主義を支持しない。資本主義を支持する。健全な資本主義を維持するには、労働者の賃金は適正に払わなければいけない。日本では、賃上げに向けての労働者側からの大規模デモとか、暴動は起きない。起こさなければいけないであろう。他の先進国では、生活に直結する案件ではすぐにデモや暴動が起きる。日本人のおとなしい事、もっと声をあげてください。立憲民主党や共産党、連合は最低賃金の大幅な値上げに力を入れなければいけない。平均で1002円になったぐらいで満足してはいけない。1500円を目指して頑張らなければいけない。