選挙の効果

総選挙の意味

悪夢の始まり  バリケイト伊東

2018-10-23 06:08:35 | 政治
  トランプがまた俺流の発言をやってくれた。ロシアとの間で結んだ中距離核ミサイルの廃棄条約(INF条約)から脱退すると宣言した。ロシアに対しての脅しでなく本気なのだろう。アメリカは、条約締結中もロシアが、中距離核ミサイルの開発を続けてきてる疑いを持ったようだ。この条約は1987年に当時のソ連とアメリカの間で結ばれてる。ゴルバチョフ書記長とレーガン大統領の間で結ばれた。歴史的条約なのだ。その当時、大々的に報道された。人類が核の恐怖から解放されると世界は大歓迎した。条約締結から31年経った今、INF条約は意味や価値を失いつつある。そして、また核戦争の恐怖が始まろうとしている。冷戦中のあの核戦争の悪夢が思いだされる。世界中で核兵器の開発が行われ、核兵器を持ちたがるのだ。圧倒的な破壊力は、権力者には魅力なのだ。良心的な人々の核兵器の廃絶の叫びも、核兵器を持ちたがる権力者の耳には届かない。日本は核爆弾2発を広島と長崎に投下され、大惨事を経験している。平和利用の原子力発電所でも、大事故を経験している。それにも関わらず、安倍はトランプに何も言えない。まったくの忠犬ハチ公だ。トランプは、INF条約から脱退の意図は、別のところにあるのかもしれない。トランプはビジネスマンなのだ。アメリカ製の中距離核ミサイルを世界に売りたいのかもしれない。欲しがる国は多いだろう。日本にだって売り込みを図るかもしれない。核兵器の拡散防止なんていう考えは、ないらしい。儲かればいいのだ。お金に魂を売ったような権力者には、世界を核の恐怖から救う考えはまったくないのだ。世界が核戦争の恐怖に包まれ、人類絶滅の可能性もある核兵器を世界中に売りまくる権力者には、つける薬はない。早くやめてもらうのがベストだ。世界は混沌としている。混沌の中で、世界を混乱させ、世界を破滅させる男が俺流を貫いてる。民主主義の本山、アメリカにヒットラーみたいな権力者が誕生したのも、運命なのだ。運命時間は止まる事はない。今は過去からのつながりであり、今は未来につながってるのだ。今の核による政治的不条理は、未来の明るい展望をぶち壊し、破壊と死の世界につながる。トランプの暴走は止まる事はないようだ。世界はトランプに振り回され、トランプと供に滅亡してゆく。核ミサイルが日本上空を飛び交うなんて悪夢だ。そんな事は起きやしない。いや、あるかもしれない。

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