選挙の効果

総選挙の意味

岸田の致命的欠陥 バリケイト伊東

2021-10-01 09:29:00 | 政治

 台風が来ている。東京は雨だ。これから雨、風強くなるだろう。日本政界の嵐は、静かだ。岸田氏が総裁に決まったが、外国の権力闘争みたいな激しは、なかった。支持者同士が路上で殴り合うなんていう激しさは、日本にはない。ペンでの攻撃もおとなしい。岸田氏は、日本の最高権力者になったが、バイデンだ、プーチン、北朝鮮のキム、トルコのエルドアン、退任したトランプなどに比べるとおとなしい感じだ。ひつじのような気品だ。弱肉強食の肥溜め政界において品がいい、性格がいいなんていう男はいらない。岸田氏は人間性がいいと言われてる。友人にするならいいだろうが、政治家としては、致命的欠陥になりうる。敵を作りたくない、争いを好まないなんて、権力者としては致命的欠陥だ。麻生を副総裁に指名した事は、岸田の性格を物語ってる。権力の座を争った高市も政調会長に指名した。河野も自民党の広報に指名した。総裁の次に権力を握ってる幹事長に甘利を指名したのは、争いたくない、もめたくないと思ってるのだろう。それでも、自民党の重要4役の任期は1年にして、連続3年以上はできないと明言している。岸田は、政界に長くいて権力の持つ非情、恐怖、支配力を見てきている。人間性のいい岸田氏でも、長老や安部の息のかかった政治家を切れるようにしている。今は、論功行賞で、総裁選を勝たせてくれた恩で重要な役職を与えてるが、彼等が暴走するなら岸田は、彼等の首を切るだろう。政治は仁義なき闘争なのだ。自分の権力を守るために岸田が怒りに震えて、感情をあらわにする時が来る。それが政治だ。永遠に人のいいおじさんではない。野党の攻撃にもさらされる。権力者はタフでないと生き残れない。私は、岸田氏には期待している。富の分配や人権を強調している。今の日本には、貧困や暴力の不条理に苦しんでる人間が多くいるのだ。救わなければいけない。今は岸田氏だが、1年後には岸田のバカ野郎になってるかもしれない。岸田さん、期待しているよ。



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