昨日はどこのテレビ局も関東大震災関連のニュース、番組を放送していた。少し気になる事がある。どこの局も朝鮮人虐殺について報道していた。朝鮮人が井戸に毒を入れたというデマを流されて、多くの朝鮮人が殺された。日本人でも朝鮮人に間違われて殺された人がいる。デマ、流言にだまされないようにしてください。そんな内容だ。非常に良心的な放送だ。日本人は、悪い人ばかりではないですとアッピールしている。それでも、コメンテーターや司会者が謝罪する事はない。私が変に感じるのは、当事者の朝鮮人のコメントがほとんど見当たらない。日本には戦前から多くの朝鮮人が住み、今も多くの韓国人、北朝鮮人が生活している。戦前から定住している朝鮮人には、日本人に殺された人がいるかもしれない。おじさんが殺されたと、聞いているとか、弟がひどい暴行を受けて障害者になったとかだ。なぜ、ヘイト犯罪で被害を受けた当事者の声を取り上げないのか。変と思わないのか。とんでもない苦しみを与えていて、まったく朝鮮人の声を放送しない。放送の使命、良心、中立とか言ってるが、日本のテレビは偽善の固まりだ。多くの日本人は、テレビの放送をおかしいと思わないようだ。平和ボケ民族に成り下がっている。私には、感性がまひしているとしか思えない。アメリカの広島の原爆投下や、東京空襲で多くの日本人が殺されたのは、良く放送される。当事者の声も良く放送される。同胞の虐殺には敏感に反応するくせに、朝鮮人の虐殺には事実を伝えるだけで、虐殺被害者の声は伝えない。変でしょう。日本の人権は江戸時代から全然進歩してない。日本のマスコミは偽善の猿芝居をやってるだけだ。反省と謝罪をこめて、日本政府は慰霊碑を作って霊を弔うべきだ。異議なし。