近所のスーパーに行ったら棚に全くコメがなかった。今日は入荷してた。茨城産5kgで2999円だ。高くなった。買うのをやめた。コメ以外の食べ物はたくさんある。なんでコメが入荷されなくなるのか。去年が生産量が足りなくなったとか、外国人観光客が3000万人も来ているからとか言われるが、主な原因は消費者の買い急ぎではないか。日本人は不安心理でどっと買い急ぐ。大地震が来るといううわさが流れたのか。主食になる食べ物は他にも多くある。 パン、麺類、袋麺、小麦粉、パスタなどだ。じゃがいもやサツマイモ、せんべいやポテトチップだって飯代わりになる。すべての食べ物がなくなったわけではない。あせる事はない。日本でコメがなくなって、暴動が起きたと言う話は聞かない。過去には、大正時代にはコメ騒動が起きた。原因は問屋がコメの価格を吊り上げるために、倉庫にしまいこんだ事だ。供給不足にして値段を高くした。怒った庶民、特に主婦たちがコメ問屋を襲ってコメを奪った。かーちゃんパワーが爆発した。素直な反応だ。東日本大震災では、スーパーの棚から食い物はほとんどなくなった。しかし、暴動なんて起きなかった。今の日本では世論感情はたくみにコントロールされている。怒る対象が権力に行くより、社会的に弱い人々に向かうようだ。ネットでぐたぐたと書く事でストレスを発散しているようだ。コメがないという社会現象は時代、場所によっては政治的大問題になるのだ。今回のコメ不足は、9月以降にコメが収穫される事によって解消に向かうだろう。しかし、値段は下がらないかもしれない。日本の物価は全体的に高い。円が対ドル110円位に上がれば、物価全体が下がるだろう。コメも下がる。110円になる時期は来年の1月ぐらいか。今年の1月にはコメ5kgで1500円位であった。今、2倍になっている。普通の人の家計を圧迫する。最近の日本人はコメを食べなくなったと言われるが、コメは主食なのだ。コメの値段が安いほうがいい。10kg5000円以上では多くの日本人はコメを買わなくなるだろう。売れなくなればコメの値段も下がるだろう。他に食べるものがあるのだから、高いコメは買わなければいいのだ。台風10号が日本列島に近ずいている。だからと言ってコメが全滅する事はない。慌ててコメの買い急ぎをしなくてもいい。不安心理を煽るメディアや陰謀論に振り回されないようにしてください。仮に日本でその年のコメが全滅しても、世界には安いコメがたくさんある。オーストラリア、カルホルニア、タイ、ベトナムなどコメを大量に生産している。輸入すればいいのだ。将来的には日本のコメ生産は多くの不安がある。生産者の平均年齢が70歳とかだ。いい面もある。日本は人口が年間80万人もいなくなるのだ。食べる人間がいなくなるのだから食料自給率はあがる。一時的にコメが足りなくなったり、余ったりするが、餓死者が出るような事はないであろう。不安は不安を増大させてゆく。冷静になれ!コメの需給には今のところ、心配はない。