Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

大日院 東円寺(2018年6月16日参拝)

2018年08月09日 | 仏閣
忍野八海から徒歩で忍野八海浅間神社へ向かうも、
ルートを間違えたようで東円寺というお寺に到着。

ここは浅間神社参拝してから行く予定であったが、
東円寺を先に参拝することにしよう。



所在地:山梨県南都留郡忍野村忍草38
宗派:天台宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:弘仁元年(810)
開山:弘法大師



【縁起】
東円寺は寺伝によると弘仁元年(810)弘法大師空海により創建され、
当初は湖畑山南泉寺と号しました。

鎌倉時代に忍草山東円寺と寺号が代り、天台宗寺院となりました。

忍野八海(特に湧池)は修行僧の禊の池として大切に守られてきました。
天保年間(1830-1834)飢饉に苦しむ村人を救う為、
その当時盛んだった、富士講に擬えて忍野八海は誕生しました。

湧池を中心に北斗七星の形に配した七つの池と、
北斗七星には欠かせない北極星を一番霊場の出口池として、
富士講に擬えながらも独自の形態を持っています。

忍野八海は当時、富士根元八海と呼ばれ大いに栄えました。

東円寺には忍野八海再興時の古文書が多く残されています。
忍野八海が富士山世界文化遺産構成資産認定に際しては、こ
れらの古文書が大きく寄与しています。


【冠木門】



【地蔵尊】




仁王像ばりにお寺を守っているのでしょうか。

六体地蔵は良く見ますが、
こういう二体を配置しているのは意外と無いものです。


【参道】


古刹という雰囲気がピッタリな参道です。

良いお寺というのを感じますね。


【鐘楼門】




慶応元年(1865)に再建されたもの。


【本堂】




御本尊は厨子に安置されていて、
拝仏は出来ませんでしたが、内陣を見れただけでも善しとしよう。

文化4年(1807)に再建されたもの。


【狛犬】



【鐘楼堂】


ミニ鐘楼堂です。(笑)


【慈母観世音菩薩】



【小屋】


お寺の隣りに立つ茅葺屋根の建物。


【御朱印】


通常の御朱印は不動尊と聖観音の御朱印をいただけますが、
8の付く日限定で八大龍王と忍野八海の各池に祀られている、
龍王の御朱印を九体いただけるそうです。

オリジナル御朱印帳も三冊ありました。


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