過日、伊豆のNPO法人様から50冊の「流転」の注文。
うれしかったが、あいにく残部(32冊)はこれだけとなった。
謹呈もふくめて刊行して3年たたずに600冊が消えていった。
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図書コードを取得して、ひとり出版社を立ち上げたのが3年前。
積極的に売上を意識せずに恩師や友人などに謹呈してきた。
ノートの記録を見ると、寄贈は約160冊。送料と印刷経費をふくめると
利益はほとんどないだろう。この本は、明治16年に北海道内陸部に
民間団体の晩成社が開拓に入った十勝の様子を描いた。活字を大きめにし、新書サイズの
簡素な内容の本に仕上げてみただけでも価値があったと自負する。
利益はないが、読んだ方々から「良い本だ」と評価いただけたのは嬉しい。
今後、同じ新書サイズでエッセイや、和人とアイヌ娘のラブストリー(結婚)を書く予定。
私に残されている時間は?。
今は執筆完了で、推敲、加筆が残されている。まさにライフワーク。