十人十色の感じ方・・・

埼玉でも綺麗な夕日が見られる時があります。
ゆっくり山に沈んで行く夕日を見ると、あの時の言葉を思い出します。

「沖縄に居ても海に夕日が沈むのを見ることが出来るのは偶然なんだよ。
見られる時間に見られる場所に居なければならないし
水平線に雲があることの方が多いからね・・・。」

沖縄の友人が、ふと口にした言葉でした。。。



三線を作る職人さんと飲む機会があり、その時に
私はこんな質問をしました。

「やはり、値段が高い三線はいい音が鳴るのですか？」
すると返って来た言葉は

「いい木やいい皮を使えば値段は高くなりますよ。
でもそれがいい音かどうかはその人次第。
人によっていい音ってのは違う訳だから
その人自身が気に入った音が鳴る三線を選べばいい。」

深い言葉だなぁと思いました。


私が感動した海が他の人が訪ねても感動するとは限りません。
絶対的な素晴らしさは確かにあると思いますが
その時の自分自身の精神状態や、天気などによっても
目に映るものは違って見えるはずだから。





ここにいた人達、全てが同じ景色を見ていながら
違う感じ方をしていたのでしょう。

十人十色の音色、十人十色の景色が沖縄にはあるのかも、と
旅をする私はそう感じるのでした・・・。





沖縄大好き検定合格への道

問題2

全国初の本格的な地下ダム、宮古島の皆福ダムが建設されたのはいつ？

①1969年②1970年③1979年④1989年

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こたえ③