県庁で首里そばを食べ終え、ふぅ~っとオデコにかいた汗を手でパタパタとあおぎながら外へ出ると
どこからともなく太鼓の音が・・・。
沖縄の旅ではもはやお馴染みの光景
音の方向へ行ってみると県庁のすぐ裏の開南小学校で
5年生?6年生?の子供達が熱心にエイサーの練習をしていました。
これから運動会なのかな?とか思いながら
何かちょっと、我が子を想う親のような気持ちになってみたりして。
先輩との待ち合わせまで少し時間があったので
お引っ越しされてから初の「バザー屋」を訪ねてみました。
県庁からバザー屋まではチャリならあっちゅー間ですわ
歩いたらまぁまぁ距離ありますからね。
博物館も併設されているので、レアな泡盛でも見させてもらおうかと軽い気持ちで入店。
お店のおじぃに「博物館見学させて頂きたいのですが」と言うと
「え?今まだ準備中なんだけどー。いいさぁ早いけど特別に見せてあげるよ~。」と。
「本当は明後日からなんだけどね、いいよ特別に。」と言われ入館料200円を払い、店の奥へ。
あれ?泡盛の博物館だと思ったんだけど何か様子が違う??
博物館らしきスペースには沖縄の喪服が展示されていました。
(写真見てから後で看板が出ていることに気がついたのですが・・・)
最初は、泡盛じゃないんだ。と意表をつかれましたけど
説明を伺っているうちに、大変貴重な物であることがわかりまして。
おじぃが県内各地(主に首里)を探し回って集めた貴重な昔の沖縄の喪服コレクション。
基本的な着物の柄は同じ魔よけを意味したものなのですが
身分によって柄の大きさや織目の細かさが異なり。
それはそれは大変興味深いものでした。
おじぃが一生懸命、歴史の事とか戦争の話をしてくれて、勉強になる内容だったのでちゃんと聞きたかったのですが。。。
何せ、軽い気持ちで次の待ち合わせまでの時間潰しで入ったものですから
うう、聞きたいけど時間がヤバイ
隙を見て時計を確認すると、かれこれ1時間経っているではないかっ
しかし、中々話を切ることができず!
本当にヤバイなって時間になったその時!!
タイミング良くおじぃの知り合いのお客さんがお見えになり。
(それまで何度もお客さんがいらしたのですが、おじぃは全く無視していました)
このタイミングだっ!と思って
「あ、また来ますね~3時頃また戻りますから~」と試しに言ってみると
「待ってるね~。また来た時はタダで入れてあげるから~。」と
わざわざ外に出て手を振ってくれて
いやいや、自分が悪かったな
時間調整のつもりで入っちゃいけないお店だった!!反省
ちょっとホッとしつつ、焦りながら自転車をダッシュでこぎ
目的地まではなんとなくでしか道を理解しておらず
もし戻ることになったら完璧に遅刻だ!というような長ーーーーい下り坂をおりて行き。
不安になりながらも無事到着しました。
普段は見学させて頂くことが中々出来ない津波古酒造さん。
泡盛部の先輩の計らいにより今回同行させて頂きました
沢山お話を伺い、沢山試飲させてもらいましたよ
(酒造所の見学内容についてはまた後日まとめてUPします。)
こちらでもみっちり2時間近く見学をさせてもらいまして。
さて、一旦ホテルにチェックインするかと自転車をこぎ始めたのですが
バザー屋のおじぃとの約束が引っかかり・・・
ま、あちらも社交辞令だろう、とは思ったのですが
「やっぱり大和人は嘘つきだ」と思われるのもなんか嫌だったので。。。
長引くのを覚悟で再びバザー屋に戻り
「また来ましたよ~」とおじぃに挨拶すると。
「?」ってな感じですっかり私のことを忘れてしまった様子ポカ~ん。
さっき1時間以上もお話してたのに