ガッツ藤本(藤本正人)のきょうのつぶやき

活動日記ほど堅くなく、日々の思いをつぶやきます

『宇宙からいかにヒトは生まれたか』 『日本のリアル』

2016-09-28 09:06:40 | 本・映画など


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先日、地球永住計画主催の 養老孟司さんほかのお話を聞いて以来、

また、一般質問が終了して以来、

読みかけだった本を読んでいる。

やっと読み終わったのが、『宇宙からいかにヒトは生まれたか』(更科功 著)

1日で読んでしまったのが、 『日本のリアル』(養老孟司 著)





『宇宙からいかにヒトは生まれたか』
前半は宇宙が生まれ地球が生まれて生物が生まれる流れを、そして、後半は最近から進化して、人間が生まれる経過が書かれていた。

以下はメモ。

1.南北アメリカがつながっていないころ、北アメリカには有胎盤類 南アメリカにはメインで有袋類少し有胎盤類が生息していた。 基本的に憂う胎盤類のほうが有袋類より強い。

しかし、場所によってはそうでないこともある。 南北アメリカ大陸がくっついて、動物が混じってしまい、優勢な有胎盤類の天下になった。

2.一般的に、広い場所に住んでいる生物のほうが勝つ。 ガラパゴス化は孤立した場所でしか起こらない。 島に住んでいた生物と大陸にすむ生物では、大陸のほうが優位。

日本の狸よりアライグマ、くさがめよりもミドリガメ、、日本ザリガニよりアメリカザリガニ。 ススキよりもセイタカアワダチソウ…考えてみればたくさんある。

人間も同じことが言えるのだろう。 経済のための移民政策はこういう意味でも危ない気がする。

3.孤立した島に住んだりすると食糧が少ない中、外敵からの危険は少ないので、体はより小さくなる。 これを島嶼(とうしょ)化と呼ぶ。

4.脳は体重の2%の重さしかないが、25%のエネルギーを使う。

5.ヒトはゴリラにはさかのぼれるが、チンパンジーやボノボにはさかのぼらない。 今いるヒトは100種類もいたが、そのうちのホモサピエンスだけが残った。8クロマニヨンとかネアンデルタールとかのヒトは滅んでしまった。

6.太陽は少しずつ明るくなっている。そうしたなか、ここ数百年のレベルでいえば人間の経済活動により二酸化炭素は増えていく。しかし、数万年レベルでみると地球に氷河期が来て寒冷化していく。数億年レベルでみると地球は高温化する。そのころには二酸化炭素は減り続け、光合成ができなくなり植物が枯れ動物が絶え、多細胞生物が絶え、単細胞生物だけ残り、核のない原核生物(細菌)だけになる。

7.45億年前地球が誕生し、40億年前生物が細菌から誕生し、19億年前、核のある生物になり、しかし、その核のある生物もあと数億年後には消滅し後は熱に強い細菌のみ生き残って、それでも10億年後に水がなくなり生物は消滅。生物は50億年間の存在を終える。つまり現在は生物の生存時期の4/5が過ぎたところだ。あと50億年すれば地球は太陽に飲み込まれる。

『日本のリアル』
4人の方と養老孟司さんの対談から、日本を考える。

以下はメモの一部。

1.岩澤信夫さんの不耕起栽培に自分は興味を持った。スイカ農家から稲栽培に転じ、冷害や台風に強い栽培法を調査する20年のうちに、この栽培法を編み出す。

冬に水をたたえるようにして(冬期湛水)糸ミミズを生かし、その糞が雑草を抑え、藻が繁殖し、虫を増やし、耕さないため根が太く根付く。

木を育てるときも早くから肥料をやると根が伸びず大きな木にならない、とのこと。

子供の育ても同じだと指摘
されていた。

2.SRI農法 というのがある。 稲の種をまいて水はかけない。 苗が出て一週間後、30cm×30cmのスペースに植え替える。これで立派に育つらしい。



メモとしてはこんなものか?

今は、養老孟司さんの『虫の虫』を読んでいる最中です。










 

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