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 雪国へ

2018-02-22 07:44:21 | 日記
 思わず「すばらしい!」と力が入った女子の団体パシュートでした。1秒という単位が億のような世界です。無駄のないうつくしいラインがみだれることなく走りぬけていきます。

 昨日のお茶のお稽古でサッカーよりも腰が痛くなり、座るということのほうが腰に負担が多いことがよくわかりました。久しぶりに集中した時間で、家に帰るとくたくたでした。夜中に目が覚めて、ふと気がつきました。茶道は無駄を省いたさえたたるものだと。余分な動きも飾りもない。

 日々の暮らしで腹の立つこともあるけれど、そのようなものをほとんど心に残すことなく毎日が過ぎていっている。そうね と受け入れていくことが多い。欲も捨ててきている。さまざまなものをそぎ落としてきている。だからこそやっていけることがあるのだろう。その世界だけでは、世間はやっていけない。その世界に引き戻されたとき、別の仮面が必要になる。どうもその仮面が上手くかぶれない。

 お茶を始めた理由がなんとなくわかった。そぎ落とされたときを、松風を聞きながらともに過ごしたいのでしょう。

 明日は雪国へ出かけます。純白の世界でもう一度心をさらにしてきます。

 

 

 
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