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ラ・カパネラを聴きながら

2024-05-02 21:18:24 | 日記

いよいよ明日から4連休。海外へ国内旅行へと出かける人のさまざまな様子が映像で流れます。なんだかんだと言っても日本は平和ですね。天気も安定してよさそうです。プチ旅行でもグルメでも楽しみがあるということはいいですね。

今日はフジコ・ヘミングを偲んでラ・カンパネラを聴いています。もう何年前でしょうか、彼女のリサイタルを聴いたのは。その力強さにエネルギーをもらいました。時々、Youtubeでも聴くことがあります。そして、彼女のショパンも素敵です。彼女の豊かな人生の音楽です。

4月29日の朝日新聞の折々の言葉に「平凡な日常」とは、フィクションでしかないのだ。(松村圭一郎)がありました。社会的支援が不十分な人たちが非常時には真っ先に苦境にたたされる。危機の中で顕著化する構造のほうが「ふつう」で、「何でもない日常」こそ例外的であることが判明すると。それを非常時におけるケアや運送、ごみ処理といった「エッセンシャルワーク」が労働条件が劣悪なまま社会全体を支えてきたことが露になると。

この言葉を読んだときにどきっ!はっ!としました。特に最近の社会はこの話があてはまる気がして怖かったです。ああ、「平凡は日常」なんてフィクションなのかと。非常に意味深く感じました。

おだやかな日々が続いています。なにか猜疑心にさいなまれることもなくなり、ただ純粋に人を信じて、貧しい現実でも心の平安があるということは何なのだろうか?と。これはフィクションなのかと。

青モミジもきれいですし、そろそろバラも咲きだしました。うつくしい5月の風景は(自然は)ノンフィクションだと信じます。

              

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