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 アイロンをかける

2017-08-27 21:36:38 | 日記
 今日こそはアイロンがけをしようと朝から思っていた。暑さが厳しいとアイロンをかけるのが、ついつい億劫になる。ソファーの上にたまった洗濯物にぬいぐるみクーが迷惑そうだ。

 私の家は、洋服縫製業だったので、仕事場に入ればいつもアイロンがついていた。アイロン=鉄製 で子供のころには重くて扱えなかった。中学くらいまでは誰かが、私のアイロンがけを見ていられなくてかけてくれた。もちろん、ミシンもそうだ。手縫い以外は誰かがしてくれた。高校になって、アイロンをかけていると母が見かねて「アイロンにかけられる服の身になってかけなさい。それじゃ、洋服がかわいそうでしょう」と言った。ゴシゴシと服の上をアイロンを動かしている感じだ。社会人になって弟と暮らしているときは、アイロンがけは弟の仕事だった。というよりは、やはり、任せておけなかったのだろう。弟は、のりをつけたシーツまでアイロンをかけた。これは今も私の習慣になっている。

 「洋服の身になってかけなさい」という母の言葉が、いまとても大事に思える。最近少しだけ相手の身になって話が出来るようになった。自分の物差しだけで、ことをしなくなった。自分の物差しを押し付けられないことを知った。そして、日常のことは、そんなに目くじらを立てるほどことは何もないと思う。なんでも自分と同じやリ方でないと気がすまない人が多い。生き方もそうだ。私があるということは、相手もあるということだ。その何処まで寄り添っていけるか。だから、まず寄り添ってみる(受け入れてみる)ことだと思うようになった。

 最近は、なかなかアイロンがけがうまくなった。

 

 
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