ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

らせん階段の 踊り場で

2020-01-01 11:02:35 | 日記
紅白を見て、一夜が明け、新年を迎える。きょうは元旦。見渡せば、あたりには相も変らぬ日常の光景が広がっている。

らせん階段をのぼり、踊り場にでる。やっと一回りして、一段高いところに達したのだな、と思う。「時間とは、らせん階段のようなものではないか」。一年前の元旦に、私は本ブログでそう書いた。「『新年』という名の、見慣れた時間。きのうまでの毎日と、ちっとも変わらない。何の変哲もない、無聊な味気ない日常と向き合う、重たく軽い私がいる」とも。

だが、らせん階段を一歩一歩のぼる、その一歩ずつの歩みにも、歩く喜び、生きる歓びがあることを、この一年で私は知らされた。文字通り、歩くことには喜びがある。デイサでのリハビリによって、私の歩行機能は徐々に回復し、歩ける喜び、歩く楽しさを、私は思い出した。

そうしたことがあったためか、比喩的・象徴的な意味でも、私は「歩く喜び、生きる歓び」を知った。そう感じさせてくれる人との出会いがあった。

さて、今年はどんな年になるのか。

以下は、去年最後の年末レポートである。遅ればせながら、「Winタブ顛末記」の続編にあたる内容である。ガジェット類に関心のない読者は、この部分を読み飛ばしていただきたい。

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大晦日のきのう、懸案を片づけてしまおうと思い立ち、中国の通販で買ったWindowsタブレットを開いた。久々のことである。「懸案を片づける」というのは、このタブレットに組み込まれたOS(Windows)のライセンス認証を済ませることである。

「とにかく、今年中にライセンスの認証を済ませてしまおう」と思い立ったのは、Windows 10 pro(正規版) のライセンスナンバーを900円で販売しているウェブ・ストアがあることを知ったからである。まずはヤフー・ショッピングで、このストアの商品を購入した。

20分ほどしてこのストアからメールが送られてきた。そこにプロダクト・キーのナンバーが書かれていた。「ホントに出来るのだろうか?」 半信半疑で「設定」にある所定の欄にそれをコピペして入力すると、あらら、不思議(でも何でもないのだが)、自動的にWindows 10 pro へのアップグレードか始まり、10分ほどで終了した。

以後、あの煩わしい「windowsのライセンスの有効期限が・・・。ライセンスの認証を・・・」というメッセージは画面から姿を消した。やっとこさ万々歳である。これで憂えなく、すっきりした気分で新年を迎えることができる。

ふり返れば、いろいろと落胆させられたり、心をかき乱されることもあった中国通販だが、これで8.9インチのタブレットーーそれも、Windows 10 pro 版のタブレットが、1万円足らずで入手できたことになる。私はこのマシンを文章書きに使うだけだから、pro 版であろうが、なかろうが同じことだが、とりあえずこれでめでたし、めでたしの一件落着である。

これまで私がしてきた右往左往の悪あがき、--これはたぶん「知る人ぞ知る」格安中華タブ購入の基本テクニックなのだろう。この方面に関心のある読者の参考になれば幸いである。
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