ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

岸田自民 衆院補選惨敗の頓珍漢

2024-05-08 09:41:10 | 日記
きょうの朝日新聞にこんな記事がのっていた。

自民党の裏金事件を受けた『政治とカネ』の改革に向け、自民、公明両党は7日、実務者による協議を開き、政党から議員個人に渡される『政策活動費』の使途を公開する方針を確認した。(中略)
政党が議員個人に配って使い道を明らかにしないで済む政策活動費をめぐっては、公明は使途公開を主張してきた。
一方、岸田文雄首相は国会答弁で『政治活動の自由とも密接に関わる』と述べるなど、公開に否定的だった

(朝日新聞5月8日)

この記事を読んで、私は、岸田首相の頓珍漢ぶりを改めて思い知らされた。「政策活動費」の使途を公開すると、「政治活動の自由」が損なわれる、ーー岸田首相はそう言いたいようだが、ここで彼が考えている「政治活動の自由」とは、「知られると困ることをする自由」のことである。

今、公明党との間では、「法改正をして、知られると困るようなことはできないようにしよう」という方向で議論が進んでいるのに、この頓珍漢の御仁は「いや、そういうふうに法改正を行うと、知られると困ることができなくなる。これはマズい」と宣っているのである。知られることが出来なくなると、我が自民党は尻すぼみになる、ーー岸田首相はそう考えているのだろう。そんなアコギな政党なら、選挙で大負けするもの当然だわな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする