お客さんの来店が途絶え、ほっと一人で息を入れる。
今年の営業をするかどうか悩んだったけれ、仲間に押されてオープンした11年目。
「石の上にも三年」とも言われるけれど、気まぐれなスベルべが良くぞ11年も続けた。
と、ある種の感慨に似た気持ちも自然に湧いてくる。このオンボロ直売所が良くぞ持ったものです。
張り切って、耐水べニアに書いた看板も今年は出さずじまい。
農天市場の小屋の中で休みっ放しの状態です。
11年の長い月日に、周りの状況もずいぶん変わった。
プルーンの木もずいぶん大きくなり、たくさんの実をつけています。
直売所の裏の畑で収穫体験を楽しんでいただく。
そのために植えたプルーであり、他にもジュンベリー、ブラックベリー、ラズベリー、柿なども実る。
小屋のすぐ裏にミニトマトを植え、雨の日でも簡単に採れるようにしたり、食用ほうずきを植えたことも。
色々な工夫で、お客様にサービスしたり、収穫体験をしていただいたり、そう枝豆も採っていただいたなー。
来年はどうするかまだ決めてはいない。
でも、11年続けた、誰の力も借りず我が家だけでやって来た農天市場も終わりが近づいていることだけは確かな事です。
(続く)
農天市場はそんなお客さんにも喜ばれているのではないでしょうか。12年目も頑張ってください。
昨日もまた初めてのお客さんに「良い所を見つけた、今日は最高の触れ合い!」
なんて喜んでいただき嬉しい出会いでした。
裏の畑で引き抜いた枝豆を建物の中でもぎ取っていただいたり、
そんなことができるのは農天市場ならではのことではないでしょうか。
段ボール箱を持参で、買い物の野菜を詰め、そのまま宅配便と言うお客さんも。
喜んでいただけると疲れも吹き飛んでしまうのですよねー。
来年は、、と言わずに来年もぜひお願いします!!息子にもの安心安全な美味しいお野菜を食べさせたいです(^^)
一生懸命に作る野菜の味を喜んで下さったら作る側の最高の幸せです。
農薬をほとんど使わずに夫婦二人でするには少し広すぎる畑。
毎年無理の積み重ねで、少し過労気味なんですよ。
無理が効かなくなってきたら、規模を縮小してでも生産だけは続けます。
一生働き続ける、続けられるのが幸せだと思っていますから。