畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

洪水にやられてしまいました(その8追加)

2017-07-24 04:41:15 | 自然

 自宅の水害後の整理、後片付けも一段落。

ようやく、落ち着いて周囲を見渡すとなんと水門近くの山が何か所も崩れていた。

 

 駅の様子を見に行きます。多少のゴミは残っているものの列車の運転は可能な状態。

徹夜の仕事を終えた昔の仕事仲間が車を止め「スベルべさん、昨日の朝から全く休んでいません」と。

彼らの文字通り不眠不休の徹夜作業で線路の被害は24時間以内に復旧できたのでした。

 

 さて、氾濫した「大沢川」に行き、橋の上から下流方を見ます。

下流に向かって右側、つまり右岸のコンクリート製護岸は跡形もありません。

 

  この農道の先にはコンクリート製の橋が架かっていました。

でも、そのコンクリート橋も跡形もなく流されていました。

 

 川の中に橋脚は無く、両岸の護岸の上で固定されていました。

その大切な橋台部分の護岸が流失したのですから、橋なんて跡形もなくなるのも無理のない話。

 さて、昨日の午前中は小河川、側溝の砂利や泥上げの共同作業に従事。

いやー、とんでもない土砂の量で人力では片付けも限界を感じました。

公的な支援、機械力の導入が急務と思いましたが、お定まりのお役所仕事で対策は遅々として進まないようです。

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連載117「エープリルフールの出来事」(その2終わり)

2017-07-24 04:40:50 | 暮らし

       エープリルフールの出来事(その2)

 さて、この事件の前後から、「あそこでも起きた、いやここでも起きている」と事件の発生が噂話で広がった。

でも、警察や市当局から注意を喚起するような話は無かったなー。

巡回中の警官にそのことを指摘すると、「いえ、しています」なんて言ったが、

それは一般的で毎年恒例の「春の防犯月間」のキャンペーンでしかなかった。


 市へは「市長への手紙」欄にネットで投稿。「危機管理室は災害から市民守るだけではなく、

犯罪などから市民の生命財産を守るのも仕事ではないか」と。

すると、間も無く危機管理室長が来宅し「すみませんでした」などと言う。

「あなたに誤っていただくようなことではありません。施錠していなかったという私の不注意ですから。

ただ、市民にこういう事件が多発していると伝えてもらいたかったのです」と私は申し上げたのだった。


 でも、警察も市当局もその後も注意喚起のニュースを流すことは無かったですね。

その後100件以上もの同様な手口の事件を重ねた犯人は、隣の南魚沼市でようやく逮捕されることになります。


 それからも何回か警察署員が来宅したり、巡回中の署員に聞いたりもしたけれど、

まず被害の金銭は戻っては来ないという冷たい言葉のみ。

最後は「検察庁に手続しましたがお宅の事件は入っていません」ってどういう事なのか。

うーん、貧乏な家庭で被害金額が少なかったのかなー。


 でも、こんなことでお金が帰らない悔しいことです。あの東北大震災の際もいち早く支援金を送りました。

そして、義援金は色々な団体が介在し、なかなか被害者の手に渡らないと言う話も聞き、

熊本地震の際は熊本県知事あてに送金しましたよ。

うーん、盗まれるのだったらもっと送っていたら良かったなんて、文字通り後の祭りのエープリルフールでした。

              (終わり)

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