裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
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早慶戦

2009年11月23日 | ラグビー
今日は何となく重苦しい雰囲気で起床。優勝のかかった試合。全勝対決はいつ以来か?今年の早稲田は下位のチームを圧倒しているが、帝京戦ではノートライ。ディフェンスを頑張れば慶応にも勝機はあると考えていた。
精神論は別にして、本当に勝てると思える早慶戦はいつ以来か?中浜、小田、山田のゴールデントリオがいた時、FWが今ぐらい強ければチャンスがあったが、とにかくスクラムで圧倒されるので早稲田には歯が立たなかった。
そして、やっと巡ってきたチャンス。慶応は早稲田程の得点力はないが安定感がある。珍しく怪我人も少なく、3年生中心で、うまい具合に4年生がいる。
川村君、廣畑君が慶応の生命線だ。1列が安定したスクラムが組めるのは本当に久しぶりだ。10年前の佐座、岡本、安君以来か?
春以降早稲田の試合を見ていなかったので、今の早稲田の力は測れなかったが、豊田君が抜けたことで、カリスマ性のある選手がいなくなった。
もちろん早稲田はスーパースター軍団に変わりはないが、いささか小粒だ。

試合は早稲田がPKで先制したが、すぐに慶応が三木君の快走でトライを奪い逆転(5-3)。さらに和田君のPKで8-3。早稲田もすかさずPKを決め8-6。
しかし慶応の素晴らしい連続攻撃から三木君が2本目のトライ13-6と主導権を握る。
ところが小林君のパント処理のミスから早稲田にトライを奪われ13-13の同点に。結局このミスが流れを変えてしまった。

後半押され気味の慶應だったが、藤代君の素晴らしいゴロパントに小川君が反応、さらに川村君にパスを通しゴール下にトライ20-13。
しかし早稲田も懸命に攻める。メンバーを入替えSOに山中君を投入。なかなかゴールを割れなかった早稲田だが、ようやく37分に桜井君の素早い玉出しから山中君がトライ。ついに20-20の同点に。

結局そのままノーサイドとなったが、両チーム死力を尽くした好ゲームだった。
特に慶応のタックルは迫力があった。早稲田も素晴らしいチーム。

優勝は12月5日まで持ち越し。慶応が帝京に勝てばトライ数で上回る慶応の優勝。慶応が引き分けるか、負ければ早稲田の優勝ということになる。
いずれにしろ早慶が1位、2位となることが決まったので大学選手権ではこの2校がシードされることになる。大学選手権は、早慶帝の対抗戦グループに東海大がベスト4に近いのではないだろうか?関東学院、法政は今一つ。関西のチームもベスト4には遠いと思う。抽選なので思わぬチームが勝ちあがる可能性もあるが、ベスト4は難しいだろう。

それにしても明治の不調はどうしたのか?菅平では明治は帝京に勝っている。その相手に0-56とは信じられない。昨日の試合を見る限りたて直すのは難しいと思う。頑張れ明治。