優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

マスクをする意味

2020-01-30 19:17:07 | 日記
仕事柄、12月のインフルエンザ流行期から訪問介護中はずっとマスクを着用している。
昨今のコロナウィルスの騒ぎで中国でマスクが品切れしているというニュースが流れ、なんとなく予想はしていたが、今日ディスカウントストアで「おひとり様一箱まで」とマスク売り場にふだが貼られているのを目にした。ドラッグストアでは入口の真ん前にマスクの箱がうず高く積み上げられていた。こんな片田舎でもだ。
マスクでそんなに予防できるとは思っていないが、やらないよりはいいだろう。
私の場合は、マスクをするようになってから化粧をしなくても出歩けるというメリットもあるので、当分はマスク着用だな(朝のお化粧の時間がいらないので助かる笑)。

お疲れさまでした

2020-01-16 15:51:59 | 日記
その人は総合病院の院長先生だった。第一線を退いてからも嘱託や非常勤で医療の現場にいたのだが80歳を前にしていよいよ仕事を辞めると言う。病院のスタッフが
「まだお元気ですし、週に一日だけでも出てもらえませんか」
と声を掛けたらその先生は
「私、認知症になりましたので、もう仕事は出来ません」
と答えたそうだ。

それは冗談なのか本当なのか計り知れないが、先日見たNHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症に」で、認知症という病気はどんな人に対しても容赦ないんだなと分かったので、その先生の言葉もまんざら嘘では無いのかもと思った。

お別れ

2020-01-14 19:10:17 | 日記
ペットを飼っていればいつかは訪れるお別れの日。
Aさんは去年、猫を亡くした。18才だったとのこと。
Bさんは先日、インコが亡くなった。10年近く一緒に暮らしたそうだ。
どちらも長生きした方だと思う。Aさん、Bさんどちらも80代でお元気だが、愛するペットとの別れは辛く悲しく、一人暮らしのよき話し相手を失いこの先の寂しさは計り知れない。

不思議に思ったことがある。

Aさんの猫は体が弱ってもう出歩けなくなって一か月にもなっていたのに亡くなる前日、姿が見えなくなったそうだ。9月中旬のまだ暖かい日だったので、いつも出入りしていた戸口が開いていたのだろう。近所の人から「よろよろしながら歩いているのはお宅の猫じゃないか?」と電話があり慌てて外に出ると、角を曲がって歩くその先には、猫の実家!つまりその猫を貰ってきた家がある。どこへ行こうとしていたのかは分からないが、すぐに家に連れて帰ったそうだ。そして翌日息を引き取ったとのこと。
Bさんはその日「足が痛くて病院に行ってくるからね」とインコのチャッピーに言うと「アシ、アシ」と何度も繰り返していたそうだが、病院から帰ってくるといつもすぐにぴょこぴょこ現れるチャッピーが、いくら呼んでも来なかったという。それはついこの前のことだから、暖冬とはいえ冬で、しかも外出するので戸締りはしっかりしたはずだから外へ出たとは考えられない。もう5日になるので家の中のどこかで息絶えたのだと思うがいくら探しても見つからないと言う。

自然界で動物は自分が弱っているとわかると、木の穴や溝など隠れられる場所に入っていくのだそうで(その前に捕食動物に食べられたりするし)そこで死んだとしても清掃動物と言われるハゲタカやコヨーテに食べられるのだそう。ハゲタカやコヨーテはともかくとしても、虫や菌、バクテリアが分解するので私たちの身近にいるカラスやスズメの死骸も目に触れないのだとのこと。
ペットとして飼われるようになった動物も、自然界の中で生きてきた本能のようなものがあるのだろうか。