優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

三度目もキャンセル

2019-02-20 11:28:59 | 日記
三度目の正直ではないが、本当なら今日姑の胃瘻を行う予定になっていた。
去年の12月、肺炎のため延期になり、今年1月に手術日が決まったと思ったらまた肺炎を起こし延期、今月三度目になる胃瘻造設の予約が2月20日に取れたと連絡が来てからまた先週6度目の肺炎になった。医師からは予定日をキャンセルしないで、治療のため抗生剤を1週間投与して様子を見ましょう言われた。
そして、日曜日には解熱しレントゲンを撮っても肺炎が治っているので予定通りやることになっていたのだが、昨日の火曜日また発熱し、レントゲンを撮ったところ、今度は左ではなく右肺に炎症が見られるということで、転院しての手術のリスクを考えると今回も延期となったのである。
私は、年齢が若い人なら別だが、口からものを食べられなくなったらもう寿命なのだと考えている。姑は点滴だけで4か月、よく頑張って生きているなぁと思って、夫に
「胃瘻の手術直前になると熱を出すのはきっと、そんなことしたくないというお婆さんなりの抵抗なんじゃないの」
と言ってみた。夫もそうかもしれないなとつぶやいた。
それでも義弟は、一刻も早く胃瘻を造設してあげて長生きさせたいと思っているようで、予約が取れないなら別の病院当たってみるとかできないのかなどといらだっている。鼻腔管栄養は苦しいからだめだと言っておきながら、その方法でも栄養与えることもできるだろなんてことも言いだす。夫が、しょうがないだろ!と声を荒げているのが聞こえた。兄弟間で諍いはしてほしくない。
それよりまずは自分の健康だ。先々週は夫が、先週は私が、どちらも自覚はしてなかったのに病院の受付窓口で検温したら37度台の熱があって面会お断りと言われてしまった。まず優先すべきは自分の健康管理だ。インフルエンザなんかになったら付き添ってくれと言われたってどうにもならないからね。

北帰行

2019-02-19 17:29:45 | 日記
今朝、出勤する途中だから8時前後だと思うが、空いっぱいに白鳥が飛んでいた。
大きい隊列、小さい隊列、あっちにもこっちにも。どれも皆北に向かっている。
どこから飛んできた白鳥たちなのか、こんなに一斉に同じ時間帯に飛んでいるのを見るのは初めてだ。
まだ2月だけど、もう北に帰るんだね。
ここも春が近いのかな。

雪が少ないと…

2019-02-06 11:27:26 | 日記
昨夜の雨で庭の一部に残っていた雪もすっかり消えてしまった。
今年は雪が少ない。
雪かきをする必要もないので朝早く起きなくてもいいし、道路も混まないので本当にありがたい。
でも喜んでばかりもいられない。
昔からよく言われていたが、降る時期に降らないと夏場に水不足で大変なことになるのだ。
自然とはそういうものだ。
それに今周囲でインフルエンザが大流行している。空気が乾燥しているので火事も多い。インフルではないが私の身近でも10年以上風邪をひいたことがないという人たちが発熱を伴う風邪で何人もダウンした。

上橋菜穂子さんの小説「鹿の王」では、「黒狼病」という病の謎を解明するべく奔走する様が描かれているが、インフルエンザや今日のニュースでも騒がれている「豚コレラ」など感染性の病気だって、今は他種族に伝染しないと言われていても突然変異や免疫力の低下など様々な条件が重なればどうなるのか、想像に難くない。

私はマクロ的に、宇宙規模にとらえると、個体の寿命は終わっても、それですべてが終わるのではないと思う。我々は人間という種をつなげる為に存在し、種を保存したいという本能はどんな生物にも、菌にもあるのかもしれない。
雪が消えた地面には既に沢山の草が生えていた。