気がつけばふるさと離れて34年

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ソチの奇跡

2018-06-25 17:45:44 | 日記
ドイツがワールドカップで初優勝したのは1954年7月4日のスイス大会でハンガリーとの決勝戦を制した時です。
決勝戦の会場がベルンだったことから、この歴史的勝利は「ベルンの奇跡」と呼ばれ映画化もされています。


この映画はワールドカップとか欧州選手権の時期になると必ずテレビで放映されるので、もう何度か視聴しているのですが、いつも感動します。
戦後の復興で苦労していた当時の西ドイツ、旧ソ連の捕虜となり死んだと思っていた父親が10年振りに戻ってきて戸惑うサッカー少年、そんな中、誰もが期待していなかったドイツ代表チームが思いがけなく勝ち進むに連れ、敗戦し意気消沈していた西ドイツ国民にも生きる意欲が溢れ、ギクシャクしていたサッカー少年と父親の関係も改善していきます。

今回のワールドカップでは優勝候補とされているドイツですが、メキシコとの初戦で敗退してしまいました。一昨日のスウェーデン戦は何としても勝たなくてはならない切羽詰まった状況でした。
それがアディショナルタイムの終了直前にMFクロースがFKからゴールを決めたのです。
会場がソチだったことから「ソチの奇跡」と呼ばれています。

プレッシャーにも負けずあの素晴らしいゴールを決めたクロース選手は実はレアル・マドリードで活躍しています。レアル・マドリードというとポルトガルのロナウド選手ばかりが注目されますが、これでクロース選手の人気も急上昇中だそうです。試合後のインタビューでも謙虚に淡々と話していたのにとても好感を持ちました。


水曜日の対韓国戦も応援しないと


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門井慶喜著 「銀河鉄道の父」

2018-06-20 15:39:54 | 読書


この本は丁度ひと月前、関空からひと足先に帰独する夫を見送った後、空港内の本屋さんで平積みされていたのが目に入り、購入しました。

2017年下半期直木賞受賞作品だということは本の帯で初めて知りました。

タイトルから宮沢賢治を取り扱っているということがわかり、これまでは賢治というと詩集しか知らなかったので、詩集以外の賢治についても知りたいと思ったのです。


主人公はタイトルが示しているように賢治の父、宮沢政次郎です。
賢治の誕生時から亡くなるまで、本当に子煩悩な父親の姿が描かれています。

天才肌でエキセントリックな行動を取る息子に手を焼きながらも、どこまでも愛情を注ぐ父親の姿に感動しました。

宮沢賢治の一番有名な詩はやはり「雨ニモマケズ」だと思います。
この詩の最後は
「 サウイウモノニ
ワタシハナリタイ 」
という言葉で終わっていますが、この本を読むと賢治はかれの理想としていたことを実践していたのだということに心を打たれました。

この本を読んで自分の父親の思い出に浸る方も多いことでしょう。
私もそうでした。
父ともう話ができないのが残念です。

この間の津波で実家も一部浸水してしまい、多くの写真を捨てなくてはなりませんでした。
わずかに保存できた中にこの写真があったのは幸いでした。

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監督の言葉

2018-06-17 14:23:00 | 日記
ワールドカップは後三時間弱でドイツ対メキシコ戦の開始です。

レーヴ監督率いるドイツ代表チームの健闘をお祈りします。

先日の新聞には前回のワールドカップの対アルゼンチンとの決勝戦で決勝ゴールをシュートしたマリオゲッツ選手がフィールドに送り出される前の写真が掲載されていました。



その時、レーヴ監督はゲッツ選手に向かって

「メッシよりもオマエの方がベターだっていうことを、世界に示してやれ」と言ったのだとか。

一時帰国時に日大アメフトのタックル事件を見聞したので、
監督が選手を鼓舞するというのはこのような言葉であるべきで、選手が恐れを抱くような言葉では決して良いプレーはできないと思ったことでした。
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フルダ(夫のクラス会)

2018-06-13 11:24:45 | 旅行
夫のクラス会がありフルダに行ってきました。

フルダはフランクフルトから北東に約100kmの所にあり、我が家からだと車で3時間ほどです。

これまでフルダというと「ドイツ・カトリック司教会議」が開かれる町という程度の知識しかありませんでした。

瀟洒なバロック建築がいたるところにあり、世界文化遺産に指定されていないのが不思議な位、素敵な町でした。

フルダの町に関係の深い人物は8世紀中ごろにドイツにキリスト教を伝道した聖人ボニファーチウスで町の中心に銅像が立っています。



この銅像から徒歩でバロック大聖堂や、宮殿、宮殿庭園、大学や貴族の邸宅、木組みにの建物などが散策できます。







宿泊したのは文豪ゲーテがワイマールなどへ赴く途中に定宿としていたホテル・ゴールデナー・カルプフェン(金の鯉ホテル)です。









日本からゲーテ・ファンが多く訪れるのか日本語のパンフレットもありました。



まだホワイトアスパラガスのシーズンで、アスパラ大好きな夫はここでもアスパラを注文していました。



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一時帰国2018 - 4 (今年もハプニング &また来年)

2018-06-12 10:55:56 | 旅行
帰独してから10日経過してようやく「時差ボケ」が解消してきました。
時差一時間につき調整に1日かかると言われますがトシと共に調整に要する期間は長くなっているような気がします。

今回の一時帰国の最後のリポートです。

昨年は空港で手荷物を紛失するというハプニングがありましたが、今年のハプニングは夫に起こりました。

紀伊半島の旅行を終えて関空に向かう途中、串本海中公園でコンビニで購入したサンドイッチとおにぎりでピクニックをしました。その後、夫はデザートにどら焼きを頬張っていました。突然、黒い影が⇨と思ったら大きなトンビでした。

(写真を取る時間などなかったのでこれはネットの写真です)

そして夫は指を鋭い嘴で突かれてしまい、結構出血したのですが、
持参した救急薬で止血、殺菌したので大事には至りませんでした。
傷は深かったようで今でも保護用の指カバーを付けています。

鬼の置物が嘲笑っているようですね(笑)。

ハプニングはありましたが今回も楽しい充実した一時帰国でした。

今年も故郷で「奇跡の一本松」を訪れました。周りはまだ復興の工事中でちょっと寂しそうな感じがしました。


母校の大学と共同プロジェクトがスタートしたという、住田町の役場も訪れました。
やはり木造建築は良いですね。




ほぼひと月にわたる一時帰国中、10箇所以上の宿泊施設を利用しました。
ベストスリーをあげると奈良の春日ホテル、神戸のオリエンタルホテル、そして熊野灘を臨む露天風呂が良かった紀伊半島の休暇村南紀勝浦です。

鯨も遊泳する地域で、ホテルでは鯨の箸置きが使われていました。
可愛いので購入してきました。


今年も多くの友人にお会いして楽しいひと時を過ごしました。

皆さん、また来年ね。
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