一時帰国2022年 − ② ( 洞爺湖から稚内 )

北海道で最初に滞在したのは洞爺湖畔のホテルです。

早朝、屋上露店風呂から眺める中島と羊蹄山の静かな風景に癒されました。

これは有珠山頂上からの景色です。

G8が開催されたザ・ウィンザーホテルがいつも洞爺湖を睥睨していました。

洞爺湖から小樽までの途中、神仙沼に寄りました。

小樽からは積丹半島の神威岬や島武意海岸を訪れました。

積丹ブルーの海が綺麗でした。

小樽から稚内まではほぼ360km,約6時間のドライブです。

利尻富士も遠くに見えました。

稚内にある樺太関連のモニュメントでは特に氷雪の門と九人の乙女の碑に胸を打たれました。

氷雪の門はかつて日本領土だった樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑ですが、もう戻ることができない樺太住民の望郷の想いも表しています。

特に悲しいのは九人の乙女の碑です。

昭和20年(1945)8月20日、終戦5日後に樺太真岡郵便局で電話交換業務を終えた後、自ら命を絶った9人の女性の霊を慰めるために建てられました。

日本の敗戦直後、旧ソ連軍が樺太真岡上陸を開始した時、真岡郵便局の電話交換手はソ連兵に陵辱されないように青酸カリで命を絶ったということです。

一時帰国2022年 − ① (東京タワー)

3年ぶりの一時帰国です。

コロナ感染水際対策で夫の面倒なビザ申請があったり、ドイツ出国前72時間のPCR検査など日本行き飛行機に搭乗できるかどうか直前まで不確実でした。

それに私は夏風邪をひいたみたいで喉が痛かったので検査結果を見るまでとても不安でした。

(PCR検査が陽性になり海外旅行に出かけた日本人旅行者の帰国困難者も多いようですね)。

だから東京タワーを見てようやく日本に降りたったという実感が湧きました。

久し振りに聞く増上寺の鐘の音は心に沁みました。

羽田札幌間の飛行機はANAのスターウォーズ塗装機でした。

ベビーヨーダって変に可愛いですよね。

これから2週間ほど北海道をレンタカーで回ります。

昨日は羊蹄山がよく見えました。

後日また旅行記をアップします。

北海道旅行を無事に終了できたらご報告します。

ドイツに戻る前にお友達と会えるかしら？

コロナ感染急拡大中なので(何しろ首相まで感染しちゃいましたからね)、

私も夫も少しビクビクしながらの旅です。

それに私の夏風邪はどうも「ノド風邪」だったみたいで相変わらずノドは本調子ではなく、

長い会話はできないのです。

ひまわり顛末記

昨年鉢植えしたミニひまわりが可憐で綺麗だったので今年もと思ったのですが、種を買いそびれてしました。

それで引き出しの奥に見つけたひまわりの種をとりあえず撒いてみました。

ところがこれがミニどころか3m以上に成長するジャイアントひまわりでした。

咲き始めは嬉しくて昔の夏休み中の課題のように毎朝「ひまわり観察写真」を撮っていました。

種袋の裏面を読んだら、どうもひまわり油収穫用の種だったみたいで、

1ヘクタールあたり2500kgから3500kg収穫出来ると記載されていました。

1平方メートルあたりだったらどれ位の収穫量か夫に計算してくれるよう頼んだら、

「そんな無駄なことに時間を費やしたくない」と断られてしまいました。

そろそろ収穫できそうですが、単に種をプレスすれば我が家で使っているひまわり油のようになるのでしょうか(^○^)。

ブラックベリーケーキ

暑さがぶり返し(といっても日本ほどの酷暑ではありませんが)暫く森の散歩を控えていました。

先日久し振りに訪れた折、ブラックベリーの灌木がある場所を思い出し、行ったら「時既に遅し」でした。

近くの摘み採れるところの熟した実はほとんど残っていませんでした(2-3粒はつまみましたが)。

もっと食べたくなって早速スーパーで購入して、ケーキを作りました。

我が家ではクリームチーズとザクロのシロップも入れます。

なかなか美味しかったです。

映画『ブレット・トレイン』

地元紙には毎週木曜日初封切りの映画紹介が掲載されます。

昨日の掲載写真を見て「あらっ、ジョニーデップの最新作？」と思いました。

でもこれはブラッド・ピット主役の『ブレット・トレイン』という映画でした。

原作は伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』です。

この小説はまだ英訳出版されていないのですが、「面白い」という知人の話とあらすじの英訳だけで映画化が決定されたということですから、ハリウッドはやはり太っ腹ですね。

日本公開は9月1日だそうです。

原作は東京から盛岡行きの新幹線の車内での殺し屋の争いですが、映画では東京から京都行きに変更されています。

ドイツの映画ファンは「伊坂ワールド」をどう評価するでしょうか。

新聞の批評は概ね好意的です。

日本には熱烈な伊坂ファンが多くいるようですが、友人もそのひとりで伊坂作品は全て読んでいます。

以前彼女から送られてきた伊坂作品を再読しようと思っています。