気がつけばふるさと離れて34年

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和風チーズケーキ

2022-01-29 15:16:00 | 日記
昼食時、よくドイツ第一テレビの情報番組を視聴します。
スタジオにキッチンが設えてあり、ニュースや情報番組を放送中に、
プロのコックさんが調理して、放送終了直前に出来上がった料理をアナウンサーがコックさんやゲストと一緒に
食事をします。
先日は日本人女性のお菓子職人が画面に登場しました。
といってもスタジオに来られたのではなく、ルポルタージュでフランクフルトにある和風ケーキ屋さん「イイモリ・カフェ」が提供するチーズケーキが紹介されていました。


パティシエのイイモリさんが「100年前まで日本には乳製品がありませんでした」と語っています。




そういえばこのようなスポンジケーキ風のフワッとしたチーズケーキは我が家の近くのケーキ屋さんでは見たことがありません。

HPを見たらとても美味しそうなケーキが並んでいて是非賞味したいところですが、
我が家からだと車で1時間半はかかります→でもいつかトライしたいです!
以下の写真はHPからお借りしました。





ケーキもですが、私は特に大福に興味があります!(^○^)。







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今年のカレンダー

2022-01-24 17:58:00 | 日記
もう一月も下旬になってしまいましたが、我が家の今年のカレンダーをご紹介します。
毎年日本の友人のKさんに和風卓上カレンダーの購入と送付をお願いしています。
今年は小包の宛名を手書きで記載することは許可されなくて、PCで書式に記入しなくてはならなくなったそうでお手数をかけました。
仕事机と電話脇に置いています。




在独日本大使館から送られてくる外務省の「生け花カレンダー」もいつも楽しみです。



一月は古流の生花で花材はウィンターベリー、若松、行李柳です。



来月の小原流生花も素敵です(花材は白木蓮、藪椿、山しだ)。



この間、長年草月流のお稽古を続けている友人が勅使川原茜お家元の新春初生けの動画を送ってくれ、
視聴を楽しみました→TKさん、ありがとう。
お家元はグロリオーサがお好きだと語っていましたが、11月の草月流生花にもグロリオーサが使われています。
(あとの花材は「つるうめもどき」と「うめもどき」だそうです)。



ここ数年、友人が何故かヤクルトのカレンダーを送ってくれます。


6月は故郷の工芸、浄法寺塗の絵です。



最後は地元の薬局から頂いた「有用植物カレンダー」です。



一月はザクロです。



裏に名前の由来や効能などが記されています。



読むと身体に良さそうなので、早速、我が家にあるザクロのシロップを少し頂戴しました。













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豚仲間?

2022-01-21 11:32:00 | 日記
10日ほど前、米国で豚の心臓が人体に移植されたという報道が話題になりました。
翌日、地元紙に豚の心臓以外の臓器も移植できるよう研究されているという記事が掲載されました。



今回の心臓移植同様、遺伝子操作して人体が拒絶反応を起こさないようすることが今後の重要課題ですが、
心臓以外にも多くの臓器移植の可能性があることに驚きました。
脳細胞→パーキンソン病患者への移植
角膜移植
重症の喘息患者への肺移植
肝不全、腎不全患者への肝臓腎臓移植
火傷の皮膚移植
など色々あります。

豚の臓器が人体に適しているというのは14年前から知っていました。
14年前、夫が急性膵炎に罹患した時に→お酒の飲み過ぎです(^○^)、
豚の膵臓から製造された消化剤を処方されたからです。


Wirkstoff(有効成分)の下にPankreas-Pulver(膵臓−粉末)とSchwein(豚)と記されています。

同じ頃、付近に住む友人も消化器官の病気になり同じ薬を服用しなくてはなりませんでした。
彼女には合わなかったようで、ほとんど服用しなかったようです。
その後、未使用の薬を箱ごと頂きました。
「これで貴方達(彼女と夫)」は「豚仲間」とからかったりしました。
彼女はその後、病気が再発して2011年に亡くなってしまいました。
昨日は彼女の命日でした。
彼女とは「笑いのツボ」が同じで会話の度に大笑いしていました。
彼女のように日本語で屈託無く話し合える友人がいなくなったことが、私がブログを始めたきっかけです。




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トンガ海底火山噴火 + チリ地震津波

2022-01-17 16:48:00 | 日記
トンガ海底火山噴火で岩手県への津波警告が発令されたことで、
付近に住む友人からお見舞いメールやお電話を頂きました。
大丈夫だとは思っていたのですが、大船渡に住む上の弟から「津波は大したことはないので安心して下さい」というメールが来て始めて安堵しました。
東日本大震災の時は「大津波が来ましたが僕は高台に避難したので大丈夫です。でも僕の車は流されてしまいました」というメール到着後、3日間音信不通になってしまい心配しました。
避難所の名簿を地域の新聞がネットに載せてくれ、そこに弟の名前を見つけた時は本当に安堵しました。
弟はチリ地震津波の時(1960年5月24日)はまだ母の胎内で、津波の3週間後に生まれました。
チリ地震津波では三陸地域を中心に死者行方不明者は142名に上り、大船渡では国内最多の53人が犠牲になりました。
その時の教訓から、大船渡では市役所や病院、新聞社などが高台に建設されたため、
東日本大震災では社会機能の多くが失われずに済みました。

現在、夫共々心配しているのは2010年12月に滞在したトンガのファファ島のことです。
ファファ島はトンガの首都から船で30分のところに位置する美しい小島です。






ファファ島の前にはサモア島に滞在しました。
サモア島からトンガ(首都ヌクアロファ行き)への飛行機の搭乗券がまだ残っていました。



サモア島到着時にハプニングがありました。
スーツケースが3日間届かなかったのです。
それで急遽、夏物用品をサモアで購入しなくてはならなかったのですが、
何しろサモアの人は「国民全員お相撲さん」のような体型で夫も私もぶかぶかの衣類しか見つかりませんでした。
でも「あれから12年」→当時のぶかぶか衣類は現在ピッタリどころかきつくなっています(^○^)。
スーツケースが無事に到着したときに付いていた荷物タグは記念にとっておきました。
どうもニュージーランドのオークランド経由で運ばれてきたようです。









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イザベラ・バード著『日本奥地紀行』

2022-01-13 16:52:00 | 読書
白内障手術後、目の静養のため読書は控え、YouTubeで小説の朗読などを聴きました。
その中にイザベラバードの『日本奥地紀行』がありました。
明治10年頃に本州北部を旅した英国人女性の紀行文です。
興味深い内容だったので独訳本を購入しました。



タイトルを直訳すると「日本における人跡未踏の道」ということになります。
以下が行程です。



あの頃、女性一人で(通訳の日本人男性は同伴していましたが)、本州北部を旅するのは本当に大変だったようです。
全行程中、一番快適な宿泊地は日光の金谷ホテルの前身、金谷邸で、それ以外の宿ではノミや蚊に悩まされたようです。
それでも折りたたみ式の簡易ベッドや椅子、それにゴム製の浴槽まで荷馬で運ばせたそうなので、当時としてはかなり贅沢な旅だと言えるでしょう。

日本人の容貌を「小さくて醜い」と表現する箇所が多くあるのには閉口しますが、
「白人優越」目線だとそう見えるのかも知れません。

日光から会津若松を経て、新潟へ向かう道は多くの峠を超えなくてはならずとても困難だったようです。
ただ水陸の交通要所として盛えた昔の会津藩の津川から阿賀野川を船で新潟まで下る風景はとても素晴らしかったとの描写があり、現在でも川下りができるのならいつか遊覧したいと思いました。

新潟も水路のある清潔な町だそうでスケッチもあります。


ネットで調べた現在の風景です。



江戸末期から明治初期の日本の様子を記述した本としては、
この時期に来日した外国人の記録や著述のほとんどを網羅した渡辺京二の労作
『逝きし世の面影』が一番優れていると思います。








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