アボカドのとりこ

ほっかほかの白い炊きたてご飯はやっぱり日本人の心。
でも、国際結婚の現場では。ごはんだけ頬張って「美味し～」という私と、醤油をドボドボとごはんにかけて「美味し～」という夫。
最初は見ているだけで胸が痛みましたけど（ごはんが可哀相で醤油がもったいなくて）、夫が「だってお醤油好きだもん」というので見てみないふりを心掛けております。
でも。炊き込みご飯を作ったときも、「このごはん、もう味ついてるか・・・・・あっ」と私が話している間にどぼどぼ。時既に遅しなこともしばしば

さすがに塩分の取りすぎも心配になってきたので、考えました。かけるなら先にかけてしまえ作戦！！私が先に控えめに醤油をかけておけば、少なくとも「どぼどぼ」は避けられるかな？ということで。
昔『あるある』でアボカド農家のおじさんがオススメしていた『アボカ丼』を思い出しつつ、適当に切ったアボカドをごはんにのっけて、わさび醤油をふりかけて食卓へ。もちろん危険なので醤油さしは出さずに！

結果。まいう～！！！

作戦のために友情出演で登場したアボカドに、夫のみならず私までもすっかりとりこに。この夏、我が家で大ブレーク中なアボカ丼です。
友達のクレアには「今までYOKOの家で食べた料理の中で一番美味しい！」とのコメントまで頂いちゃいました。のせるだけ・かけるだけの料理とも言えないようなアボカ丼が、色々と手間をかけた料理に勝っちゃったというのもまた複雑な心境ではありますけれども。

そのクレアの家に朝遊びに行ったとき。クレアが作っているのを見てなるほど～と思ったのはアボカドサンドイッチ。パンにマヨネーズとマスタードを塗って、アボカドも塗って、ハムかサラミをのせてはさむだけ！今では夫のランチにも、チーズの替わりにアボカドをはさむことが多くなりました。

そういえば、お義母さんがとっても大好きなのは、日本の実家で食べたマグロとアボカドをわさび醤油で和えたもの。混ぜるだけ、というレシピを聞いてびっくりしていました。この前は簡単に、つぶしたアボカドと葱のみじん切りと醤油とレモン汁をちょぴっと混ぜて、もみ海苔と一緒に豆腐にのっけただけのアボカド豆腐を作ったらこれもなかなかの人気。

他に何か使い道ないかなー？と思ってネットで調べてみたら、出てくる出てくる。知らない間に売れっ子だったんですね、アボカドって。バルサミコ酢とまぜてサラダに入れたり、炒めたりなどなどレシピがいっぱいありました。気になったのは、さいの目に切ったアボカドにメープルシロップと牛乳（か豆乳）をかけて食べるというもの。
なんとデザートにもなるなんて！近々試してみたい一品です。

今まで「アボカド」じゃなく「アボガド」とつい最近まで呼んでいた失礼でアボカド初心者な私ですけど。体にも良さそうだし（たぶん）、「森のバター」って言われているみたいだし、これから色々レシピを集めていこーっと。

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ちなみに、上の写真はカナダ政府が保存している昔のかまどです。これでパンを焼いたりしていたんだろうなぁ・・・と思うと、美味しい匂いが今にもしてきそうです。