上の写真は、今年2度目のスノーストームが去ったばかりの朝のもの。
一日かけて吹き荒れた大雪が立ち去った後のモントリオールは、雲ひとつない広く澄んだ大空のもと、どこもかしこも雪だらけ。無謀にも夜に外出したときには、近所の歩道で遭難するかと思いました。いや、マジで。
左側の車は出勤準備万端ですけれど・・・右側の、大福のようにこんもりとした雪に埋もれた車たち。今日は外出する気はなさそうですね。
そんなモントリオールから脱出して、私たちはトロントで夫の家族とクリスマスを過ごしてきました。クリスマスの話はまた今度書くとして、今回は「ずんだ」のお話。
クリスマス前には今までショートブレッドやクッキーを焼いて、家族や親戚のプレゼントに添えていましたが、毎年同じのはイヤだな・・・と思い、今年はいろいろと考えていました。せっかく私は日本人なんだし、幸いにも夫の家族はみんな和食好き。それならば!と辿り着いたのは、いちご大福&ずんだ大福。一応、いちごは赤、ずんだは緑、そして大福は雪のような白、ということでクリスマスっぽいよナ・・・という無理矢理なこじつけです。
東北では知る人ぞ知る、喜久福のずんだ大福みたいなのが食べたい!!(贈りものとか言っておきながら、まずは自分が食べたいのでした。笑)と思ったときの、食欲にバックアップされた私の行動力というのは自分でも感心しちゃうほど。ずんだって、餡子の枝豆バージョンでしょ?ということで、アジア食材店に行って枝豆やもち粉を購入し、週末に時間をみつけては何度か作ってみて失敗したり味を変えて見たり、何度目かにできたのがこちら!じゃーん。
もうちょっとアップしてみると、こんな感じ。
実験途中で職場にも持って行って、同僚の皆さんにも毒味・・・イヤイヤ、味見をしてもらいました。すると何と言うことか。みんな「ずんだ」という単語すら知らないということが発覚。同じ日本人なのに!東北地方は雪に閉ざされているとはいえ、そんなに異国の地なの!?(同じ国です。)
ずんだ大福を世界に広めたいという情熱がもちろん自然に湧きあがる、100%東北人のわたし。(笑
嬉しいことに、日本人もカナダ人もみんな口を揃えて美味しい!と言ってくれて、さらに喜ばしいことにはレシピの問い合わせも殺到。(殺到って・・・友人と義母からだけですけど。)
作り方はとっても簡単なので、覚え書きついでに、ここにも書いておこうと思います。
皆さんもぜひ、作ってみてください!
ちなみに、日本の家族もみんな大好きな喜久福のずんだ大福は真ん中に生クリームが入っていて、ずんだ餡はとってもなめらか。私のこんな簡単レシピでは老舗の味に近づくことすらできませんでしたけれども。興味のあるかたはお取り寄せするか、仙台まで食べに行っちゃってください。
■□ずんだ大福のつくりかた□■
1. 枝豆を茹でたあと、さやから取り出して薄皮を取る。(豆を取り出した状態で、2カップほどの量。私は、さや付きで400gのものを一袋全部使いました。)
2. 滑らかになるまで豆をすりつぶす。フードプロセッサーを使ってもいいと思います。
3. すりつぶしたら、コンデンスミルクを加えて混ぜる。(スプーンで2~3杯くらいかな?味見をしながら好みの量を入れてください。この味見がまた、美味しくて危険ですけど。笑)
4. 10~12等分して、ずんだ餡を丸めておく。
5. もち粉1カップ分くらいを耐熱容器に入れ、水を少しずつ入れながらダマにならないように混ぜる(ドロドロの濃い乳液状態になります)。水はだいたい150~170ccくらい。砂糖を大さじ5~6を加えてさらに混ぜる。
6. ラップをして電子レンジで3分ほど加熱。木べらを使って全体を混ぜる。
7. またラップして電子レンジで2~3分ほど加熱。木べらでしっかりと混ぜる。(ちょっと透明感がでるような感じで、耳たぶくらいの柔らかさになります)
8. まな板に片栗粉をふって、その上に餅を取り出し、熱いうちに10~12等分する。(ほんとに熱々なので、お気をつけて!)
9. 両手に片栗粉をつけて、生地を広げて、丸めておいたずんだ餡を包むだけ!
本当のずんだは、すり潰した枝豆に砂糖とちょっとの塩を混ぜて練るそうです。私は、カナダ人うけしそうだな・・・と砂糖の代わりにコンデンスミルクを混ぜて、ずんだミルク味にしました。
ずんだ餡さえできれば、団子の上にのせてもいいし、お正月であまったお餅と一緒に食べても美味しそう。仙台では、「ずんだあんみつ」とか「ずんだモンブラン」、はたまた「ずんだプリッツ」や「ずんだ笹かまぼこ」まであるそうな!奥が深いな~、ずんだ様。
そんなこんなで、じわじわとカナダに広まりつつある、ずんだ大福。(わたしの近所だけだけど。笑)
東北のずんだ、とうとう世界に進出です!いや、その前に、日本に広める必要もありそうな・・・。
一日かけて吹き荒れた大雪が立ち去った後のモントリオールは、雲ひとつない広く澄んだ大空のもと、どこもかしこも雪だらけ。無謀にも夜に外出したときには、近所の歩道で遭難するかと思いました。いや、マジで。
左側の車は出勤準備万端ですけれど・・・右側の、大福のようにこんもりとした雪に埋もれた車たち。今日は外出する気はなさそうですね。
そんなモントリオールから脱出して、私たちはトロントで夫の家族とクリスマスを過ごしてきました。クリスマスの話はまた今度書くとして、今回は「ずんだ」のお話。
クリスマス前には今までショートブレッドやクッキーを焼いて、家族や親戚のプレゼントに添えていましたが、毎年同じのはイヤだな・・・と思い、今年はいろいろと考えていました。せっかく私は日本人なんだし、幸いにも夫の家族はみんな和食好き。それならば!と辿り着いたのは、いちご大福&ずんだ大福。一応、いちごは赤、ずんだは緑、そして大福は雪のような白、ということでクリスマスっぽいよナ・・・という無理矢理なこじつけです。
東北では知る人ぞ知る、喜久福のずんだ大福みたいなのが食べたい!!(贈りものとか言っておきながら、まずは自分が食べたいのでした。笑)と思ったときの、食欲にバックアップされた私の行動力というのは自分でも感心しちゃうほど。ずんだって、餡子の枝豆バージョンでしょ?ということで、アジア食材店に行って枝豆やもち粉を購入し、週末に時間をみつけては何度か作ってみて失敗したり味を変えて見たり、何度目かにできたのがこちら!じゃーん。
もうちょっとアップしてみると、こんな感じ。
実験途中で職場にも持って行って、同僚の皆さんにも毒味・・・イヤイヤ、味見をしてもらいました。すると何と言うことか。みんな「ずんだ」という単語すら知らないということが発覚。同じ日本人なのに!東北地方は雪に閉ざされているとはいえ、そんなに異国の地なの!?(同じ国です。)
ずんだ大福を世界に広めたいという情熱がもちろん自然に湧きあがる、100%東北人のわたし。(笑
嬉しいことに、日本人もカナダ人もみんな口を揃えて美味しい!と言ってくれて、さらに喜ばしいことにはレシピの問い合わせも殺到。(殺到って・・・友人と義母からだけですけど。)
作り方はとっても簡単なので、覚え書きついでに、ここにも書いておこうと思います。
皆さんもぜひ、作ってみてください!
ちなみに、日本の家族もみんな大好きな喜久福のずんだ大福は真ん中に生クリームが入っていて、ずんだ餡はとってもなめらか。私のこんな簡単レシピでは老舗の味に近づくことすらできませんでしたけれども。興味のあるかたはお取り寄せするか、仙台まで食べに行っちゃってください。
■□ずんだ大福のつくりかた□■
1. 枝豆を茹でたあと、さやから取り出して薄皮を取る。(豆を取り出した状態で、2カップほどの量。私は、さや付きで400gのものを一袋全部使いました。)
2. 滑らかになるまで豆をすりつぶす。フードプロセッサーを使ってもいいと思います。
3. すりつぶしたら、コンデンスミルクを加えて混ぜる。(スプーンで2~3杯くらいかな?味見をしながら好みの量を入れてください。この味見がまた、美味しくて危険ですけど。笑)
4. 10~12等分して、ずんだ餡を丸めておく。
5. もち粉1カップ分くらいを耐熱容器に入れ、水を少しずつ入れながらダマにならないように混ぜる(ドロドロの濃い乳液状態になります)。水はだいたい150~170ccくらい。砂糖を大さじ5~6を加えてさらに混ぜる。
6. ラップをして電子レンジで3分ほど加熱。木べらを使って全体を混ぜる。
7. またラップして電子レンジで2~3分ほど加熱。木べらでしっかりと混ぜる。(ちょっと透明感がでるような感じで、耳たぶくらいの柔らかさになります)
8. まな板に片栗粉をふって、その上に餅を取り出し、熱いうちに10~12等分する。(ほんとに熱々なので、お気をつけて!)
9. 両手に片栗粉をつけて、生地を広げて、丸めておいたずんだ餡を包むだけ!
本当のずんだは、すり潰した枝豆に砂糖とちょっとの塩を混ぜて練るそうです。私は、カナダ人うけしそうだな・・・と砂糖の代わりにコンデンスミルクを混ぜて、ずんだミルク味にしました。
ずんだ餡さえできれば、団子の上にのせてもいいし、お正月であまったお餅と一緒に食べても美味しそう。仙台では、「ずんだあんみつ」とか「ずんだモンブラン」、はたまた「ずんだプリッツ」や「ずんだ笹かまぼこ」まであるそうな!奥が深いな~、ずんだ様。
そんなこんなで、じわじわとカナダに広まりつつある、ずんだ大福。(わたしの近所だけだけど。笑)
東北のずんだ、とうとう世界に進出です!いや、その前に、日本に広める必要もありそうな・・・。