日々是好日 in Canada

写真と日記で綴る、日々のこと。

オタワの月も、中秋の名月。

2011-09-13 | 日記-オタワ
昨日の早朝、朝起きてきてふとバルコニーに目をやると、とっても美しくて大きな月がそこにありました。
まだ朝早く、濃い青色をした空に浮かんだその姿に息を呑み、一気に目が覚めました。

あぁ、これが、中秋の名月。合掌。

と、同時に、あれよあれよという間に9月ももう半ば、ということに気づいて、さらに目が覚めました。
いいかげんに、オタワ日記を始めよう。


さて、オタワ。
カナダの首都だというのに、それ以外はあまり知られていない地味な町、オタワ。
私自身もオタワについて知っていたことといえば、オランダからチューリップを贈られた町、というのと、冬には凍った運河の上をスケートで通勤する町、というのを昔英語の教科書で読んだくらいでした。

日本の東京と違って、カナダでは都市ごとに分担されています。経済の中心はトロント、楽しいことの中心はモントリオール、大自然の中心はバンクーバー、そして政治の中心がオタワ、といった感じでしょうか。そんなイメージなもんだから、楽しい街モントリオールから政治の町オタワに引っ越すと決まったとき、モントリオールの友人達からのきなみ同情されたわけです。だからこそ、わたしもこの日記で「わくわくするくらい楽しいオタワをレポートしてやります」と決意表明したのでした。

そして、実際に住み始めてはや数ヶ月。
オタワの正直な感想はと言いますと。

すっごい楽しい。
(これまた正直に述べますと、きっと何もかもが新しいからだと思います。数ヶ月が過ぎた、これからが勝負どころ。)

空がとっても広い。
(これは、アパートが8階にあること、またオタワに高層ビルが少ないこと、もあると思いますが、毎日この町の空を見るのが楽しい。)

緑が多い。なので野生動物も多い。
(国会議事堂の目の前を、のこのこグランドホッグが歩いていたりします。うちのアパートの駐車場にも。)

グラウンドホッグとは、こちらの方。



こんな感じで、オタワ生活が始まりました。
緑が多く、近くには公園もたくさんあるので、もうチラホラと始まっている紅葉が楽しみです。