MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

国立科学博物館見学

2018年08月29日 | まち歩き
上野で開催中の「日本の自然を描く展」を観たあと、「国立科学博物館」を久しぶりに見学してきました。

常設展では、「人類と自然の共存をめざして~」をテーマに、生き物たちが暮らす地球の環境を守り、自然と人類が共存出来る未来を築くためにどうするか?を考えることを訴えていて、「日本館」と「地球館」で膨大な資料が展示されています。

博物館の入口には、地球儀をイメージした球体のオブジェの中に親子のフクロウが巣作りして迎えてくれました(笑)




「日本館」では、”日本列島の自然と私たち”をテーマに日本列島の自然と生い立ち、そこでクラス生き物の進化と日本人の形成過程、その私たちと自然の関わりの歴史が展示されています。
本館に入ると、ネオルネサンス様式を基調とした建物で、白亜の屋根のドームと素晴らしいステンドグラスが見られ、国の重要文化財に指定されている建築でした。



「生き物たちの日本列島」コーナーでは、約170万年前から続く氷期と間氷期の繰り返しの中で大陸から日本列島に移り住んだ生き物たちが、日本列島の複雑な地形などの自然環境に適応しつつ独自の分化を遂げた生き物の様子が見られました。

巨大なノコギリクワガタや蛇の背比べです






日本には大陸とは異なる多くの固有の種類の生き物がいるそうで、ニホンシカやイノシシ、ヒグマなど珍らしい動物やサンゴ礁が見られます。








「日本列島の素顔」コーナーでは、四季の変化や地形・気候の自然環境に恵まれて育まれた多様な生き物が見られました。






「日本列島の生い立ち」コーナーでは、列島が出来るまでのダイナミックな変動の歴史が紹介されており、首長龍のフタバスズクリュウの復元骨格が天井を這うように吊るされていました。


他にも恐竜のような骨格や巨大なアンモナイトなど隕石などが見られました。








「日本人と自然」コーナーでは、約4万年前からの祖先の暮らしが紹介されています。
縄文人、弥生人、中世人・・・など人類史がリアルに表現されています。


日本各地の古代人の人骨が見られました


また、日本人が育んだ生物として多種多様な地鶏やシャモ、オナガドリ、サツマドリなどのはく製で陳列されていました。


日本が生まれた長い歴史や列島の生い立ちを学んで、次の「地球館」へと向かいました【続く】

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