MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

青少年のネット規正法の成立を歓迎する

2008年06月15日 | うんちく・小ネタ

「有害情報規制法」が成立した。これに対して、この数日、関係業界などの意見を報道やネットなどで 興味を持ってチェックしていたが、予想通り 報道・ネット業界などは 「言論・表現の自由」を叫んでいるようだ。

我々有害サイトから如何にして子供たちを守るかを考える立場から言えば、内容にまだまだ不満があるが、最低限のことが漸く 法律として成立したかと感じている。

今の有害サイトが原因で 悪影響を及ぼし、子供達が犯罪に巻き込まれるケースが多発しているが、その被害の実例を見るにつけ、フィルタリングも当然の措置であり、むしろ遅すぎたと感じている。

法令の内容をみると 実効性に疑問が残る事は否めないが、だから不要であると言うのは当らないのでは?

各紙とも青少年を守ることの重要性を評価しており、その法的規制のあり方に議論があり、民間の第三者機関を中心に サイトの健全性を判断するようであるが 結局は、フィルタリングの利用方法については、保護者の自主的判断に任されたようである。

現在のネット社会の現状は、匿名性をいいことにやりたい放題で 目に余るものが多すぎると思う。反対論者の意見は、表現活動や業界のビジネスに悪影響を及ぼすというものだが、「青少年の安全・安心を守る」ためには、これ以上 現状を放置して 置くことは許されない。国民の安全を守るのは、国の責任であると思う。

法律の内容では、罰則規定も無く サイト管理者の自主規制に委ねるようでは、確かに実効性が薄い事は 事実だと思う。また、悪を排除しようとしても、それをかいくぐっていくのは、止められないとか言う意見もあるが、これは本末転倒である。

国民の安全・安心」を守るには、どうするかをこの法律をもとに運用を考えて、不備があれば更なる改善をしていくのが、筋であると考える。

規制をしないで ネットを使いながら自らが安全を守るために、教育するのが大切だという考えもあるが、それが出来るならば心配しないし、犠牲者も出なかった筈だ。

法律では、フィルタリングの利用なども、保護者の責務に委ねているが、今の保護者はネット社会の実情をどれほど知っているのだろうか疑問がのこる。実情を知らずに、どうして子供達に、適切な指導ができるだろうか?

常に悪の目は、隙を狙っており、子供達の安全を守るには、保護者と国と関連業界が一体となって対処しなければならないと感じている。

教育界もマスコミも、もっと真剣に考えていく必要があるのではないだろうか?

いまのネット社会は、国内のみならず海外からの被害も目に余る。セキュリテイーも追いつかないのが現状である。

どこかの国のように、ネット世論の暴走の例もある。

今こそ、国民の議論を起こし、「安全は、自ら守る」のは、当然であるが その上でその限界を超える悪から、国が国民の安全を守る社会の仕組みと施策を講じるべきと思う。

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