信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

歯科診療所運営委員会&知恵の輪委員会&下生坂区農業懇談会

2017年02月07日 | 生坂村の会議
 7日(火)午後1時30分からの生坂村歯科診療所運営委員会は、平成28年度運営状況と平成29年度の運営等について協議をしていただきました。
 今年度は昨年度に比べて患者さんが減少し、決算見込額も減少してしまうようでして、当村の人口減少や厚生労働省の指導によるところが原因とのことでした。
 今年度は診療業務用システム及びパソコンの更新を行いましたが、来年度の主な整備予定は無い状況です。しかし、当村には必要な施設ですので、今後も古谷先生が診療しやすい体制を維持してまいりたいと考えております。

 午後3時30分からの「知恵の輪委員会」は、課長会議でお願いした私からの今月の検討協議事項の新年度に向けての事業や地方創生の事業等について、若干話をさせていただいた後、毎回同様に課長会議の報告をしました。
 事業検討としては、平成29年度版行事カレンダー、移住パンフレット、高齢者のゴミだし支援等について協議をしました。
行事カレンダーは表紙を決めて、来年度の日程、バス時刻表等の校正をすること、移住パンフレットは、指摘事項を校正して来月に確認すること、高齢者のゴミ出し支援は、チェックリスト該当者を把握してから、具体的に進めることになりました。

 午後7時からは、下生坂公民館で下生坂区の農業懇談会を開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、それぞれの皆さんに説明をしていただきました。



 下生坂区の人・農地プランは、「中山間直接支払事業協定集落の活動が活発な地域で、農地の保全と有効活用が図られています。今後は収益の上がる作物の導入や直売所の検討、組織の法人化を視野に入れた研究を進め、継続した運営が図れるよう指導者などの人的支援を行っていきます。また近年空き家への転入者が増えつつあることから、転入者を農業へ結びつける手立てや、地域ぐるみで育成し定着させる方法について検討していく。」となっております。



 主なご意見・ご要望として、下生坂中山間直払い組織は、ここ10数年の事業で色々と整備ができたが、今も兼業農家が殆どで、専業で従事できる人がいない。また、22人の組合員の内、高齢化で集まりが悪く10人位で働いているのが現状である。
 転作で大豆を栽培したが、草の方が大きくなり、収穫が少なく収益が上がらないこともあり、昨年は加工米を栽培して収益がトントンになれば良いと思っている。
 我々からは、導入した中耕機で大豆畑の草取りをしていただきたいことや、米と大豆を交互に栽培して草を退治すること、畦畔に芝(畦畔グリーン)で草刈り回数を減らせるなどを提案し、収益が上がると張り合いがでますから、皆で力を合わせて頑張っていただきたいとお願いしました。



 その他にも、資料が欲しい、集落営農の利点、範囲、法人化、経営所得安定対策、農機具購入補助等についてご意見・ご要望がありました。下生坂区は農業の条件は良い方ですので、現状の課題等をお聞きして今後の人・農地プランに反映してまいります。寒い中、多くの忌憚のないご意見をお聞かせいただきありがとうございました。

▽ 今朝はウッスラ雪が積もっていた小舟集落方面の風景です。








 その他生坂村では、保育園で一日入園、小学校でALT、児童館で親子で初めてABC、食改男性の料理教室、山口医師訪問診療、下生野B班の皆さんの元気塾、新年度予算査定等が行われました。