金曜日午後三時の最後通告

また、気の重い週末、金曜日がやってきました。

金融機関からするとこのタイミングしかないという事になるのかもしれませんが…。
支援中止の最後通告は何故かしら金曜日の午後3時に集中しています。
もっとも私の数少ない（？）経験の中の事なのですが…。

「融資申し込みにはお応えできません。」
支店長、副支店長（次長）、担当者
今までの取引に敬意を払い、3名での場合が多いのですが
人数が少ないと融資先企業からの非難の雨嵐に
耐えきれないと思って大勢で訪問しているようにも見えます。

金曜日午後3時
次は土曜日で金融機関は休み
そして日曜日も…。
その間にじっくり考えなさいという事なのでしょうか
それとも怒り狂った社長に金融機関に暴れ込ませないための方策なのでしょうか
金曜日の午後3時に支援中止の最後通告が集中しています。

中小企業金融円滑化法があってもどうしようもありません。
できるのは自力救済かスポンサーによる支援のみです。

最近金融機関の方たちと話す機会が多くなりました。
一個人だけを見ていると皆さんきの良い人だったりしますが
一企業人に帰ってしまうとビジネスマンの顔になってしまいます。

融資の申し込みをなさっている企業の皆さま
過大な期待をかけ過ぎると
最後にひっくり返されてしまうなんて事もありますよ。
注意してくださいね。